鶴橋・生野・桃谷、大阪グルメ焼肉の本場食いだおれの名店4選!

  by 丸野裕行  Tags :  

どうもライターの丸野裕行です! 最近、別件の取材で様々な職種の方々への取材をさせていただいております。

そこでご馳走になった料理、それが「焼肉」なんですね。たとえば、鶴橋、今里、桃谷になれば在日コリアンの方々が多いので、最高の韓国料理がいただけるわけです。

では今回、私が韓国料理マニアの友人たちから御馳走になった本場韓国料理の数々、振り返ってみたいと思います! どうぞ、お楽しみください!

生野区桃谷 『万正』

大阪・鶴橋駅から徒歩15分の場所にある『万正』。大阪市内でもトップとの人気と知名度を集めているような焼肉店は、行列ができています。基本予約不可なのですが、4名を超える人数であれば事前予約も可能です。

驚きの品ぞろえのよさ、卓上に華やかなお肉が並びます。お客さんはたくさん並んでいるのですが、それでも納得いく味と肉質が待っています。何人もの人々がくぐったと思われる味のある暖簾、人々が焼肉を焼き食べた歴史のにじむ店内。外観内観ともに、昭和の雰囲気が漂う老舗のたたずまいをも味わえます。

スタッフさんも3、4人で威勢のいい声を響かせています。かなりの活気ですね。初見のお客さんにも気軽に話しかけてくれる人情味があるお店で、筆者もすぐにファンになってしまいました。七輪のあるカウンターでお肉をいただきましたが、飴色に色づいた七輪もがかなり味があり、昭和感たっぷりです。

筆者自身、《牛タン》はあまり好きではないのですが、ここの牛タンは肉厚で柔らかく、脂がしつこくなくて何枚でもいけました。たっぷりと刻みニンニクを巻いて口に入れると最高! 

《ハラミ》も最高で、噛めば噛むほどに肉自体の旨味が出て箸が止まらない。脂がすごく少ない部分なので胃もたれもなく、とてもヘルシー。
「最近太ったかなぁ……」と悩む男女にはかなりオススメの逸品になります。

店名:『万正』
住所:大阪市生野区桃谷3-3-2
TEL:090-2592-9687
営業時間:17:30~23:00(L.O.22:00)
定休日:月曜日、水曜日

生野区小路 『だるま園』

今日も連れてきてもらった良さげなお店。ふと目をやると、外看板に明記してある《創業65年》の文字がバッチリ! このあたりの韓国料理はやたらと高レベル! 地元の人気店で、お客さんも多いです。奥側のテーブル席が一番人気で、団体さんやファミーリーの姿が……いやぁ活気があっていいですねぇ~。まずはみんなビールで乾杯!(筆者は禁酒中なのでジンジャーエールで!)キムチやユッケ、ナムルなど、やはり安定の味ですよね。このレベルのお店だけに間違いはなし。

まず出てきたのは安定の《ロース》。品質がいいですねぇ。タレがキツくないので、まったく肉質を誤魔化していない。この美味しい肉の旨味をしっかりと堪能できます。お次は《赤セン》ですかね。(すいません、友人が頼んだので失念)

これも旨い! 歯ごたえ十分だけど、中からあふれ出る肉汁がジュワッ。その他には、ちょうどいいサシの入った《上カルビ》などでお腹いっぱい、満腹でした!

店名:『だるま園』
住所:大阪市生野区小路1-5-18
TEL:06-6752-7430
営業時間:17:00~
定休日:月曜日

生野区新今里 『ごろはち』

私がライターになってからずっと追い続けている日本有数の遊郭のひとつ、今里新地の近くの名店です。なかなか広めの造りの店内には2階席もあって便利! 焼肉好きの友人が指さすのは、渋い表のお品書きです。

まず注文したのは《上塩タン》、《ノド骨》、《上ミノ》をまずはお願いします。あっさりとした塩加減が上品な上タン塩には、レモンをギュッと振りネギを巻いて食べる。柔らかい中にも歯ごたえがあります。ノド骨は期待のお味でコリコリ感があふれ、上ミノは透き通るようにきれいな色合い。さて、本番と行きましょう。

そう、焼肉の王道といえば《ハラミ》です! 漬けダレがすごく染み込んでいるんですが、辛くなくフルーティー。肉本来の旨味をより高めてくれています。

あとで《ロース》もいただきましたが、これが柔らかくて素晴らしい! いやいや大満足の逸品でした!

店名:『ごろはち』
住所:大阪市生野区新今里3-4-10
TEL:06-6751-1948
営業時間:17:00~23:50 [日] 12:00~22:50
定休日:木曜日

生野区桃谷 『ホルモンバックドロップ』

最後にとっておきはホルモンがとびきり旨い店! それが『ホルモンバックドロップ』さんです! 以前は東心斎橋の中心部に店を構えられていたようなんですが、こちらに移ってこられました。初めて連れて行っていただいたんですが、ママも息子さんもすごく気さくでお話が非常に楽しかったです。

さて、一番のオススメは《ホルモン丼》。新鮮なホルモンを手早く甘からダレで焼き上げていきますが、この手つきがよろしいんですよね。鉄板を舐めるようにコテ(他府県では“ヘラ”)を動かすとタレが染みたホルモンがコロコロとぶつかり合い、互いの味を引き上げていく。その香りときたらなんとも……。

はい、あっという間に《ホルモン焼き》の出来上がり。今回は、ご飯に後のせのカタチで出していただきました。

ひと口頬張ると、ホルモンのジューシーさに包まれる! 旨い! 決して固くないホルモンでよくタレに絡みついていますね。自家製誰の極みです。

最後に出していただいたのは、松坂ポークのトンテキ。これまた柔らかでうまい! 稀少種らしく、なかなかお目にかかれないものを味わせていただきました。

店名:『ホルモンバックドロップ』
住所:大阪市生野区桃谷2-21-26
TEL:06-6777-2778
営業時間:昼:12:00~15:00(L.O14:30) 夜:18:00~24:00(L.O23:30)※移転し新店舗の営業時間が変更になっている場合があるので、ご確認ください
定休日:日曜日、祝日

今回は韓国お肉料理の中心地である生野区で4軒を巡らせてもらいましたが、このエリアにはまだまだ名店がある!
あなたも、コロナ禍が落ち着いたあとには、実際にぜひこの大阪ディープゾーンのお肉を味わってみてください!

筆者はまたまた美味しいお肉のお店をご紹介いたします!

※どの店舗も、新型コロナウイルス感染拡大等により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店時は事前に店舗にご確認ください。

丸野裕行

丸野裕行(まるのひろゆき) 1976年京都生まれ。 小説家、脚本家、フリーライター、映画プロデューサー、株式会社オトコノアジト代表取締役。 作家として様々な書籍や雑誌に寄稿。発禁処分の著書『木屋町DARUMA』を遠藤憲一主演で映画化。 『アサヒ芸能』『実話ナックルズ』や『AsageiPlus』『日刊SPA』その他有名週刊誌、Web媒体で執筆。 『丸野裕行の裏ネタJournal』の公式ポータルサイト編集長。 文化人タレントとして、BSスカパー『ダラケseason14』、TBS『サンジャポ』、テレビ朝日『EXD44』『ワイドスクランブル』、テレビ東京『じっくり聞いタロウ』、AbemaTV『スピードワゴンのThe Night』、東京MX『5時に夢中!』などのテレビなどで活動。地元京都のコラム掲載誌『京都夜本』配布中! 執筆・テレビ出演・お仕事のご依頼は、丸野裕行公式サイト『裏ネタJournal』から↓ ↓ ↓

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