砕氷船しらせ5002 白い氷原を突破せよ

  by 飯島麻夫  Tags :  

< 砕氷船しらせ5002 船首の形状に注目(船橋港、千葉 著者撮影/iPad) >


船橋港に停泊している一世代前の引退した砕氷船しらせ(Shirase5002)が船橋港に停泊していて、船内を公開するツアーがあるというので参加した。

南極観測船しらせは自衛隊の船で乗組員は自衛隊員でその他に南極観測隊員他の「乗客」をのせて毎年南極の昭和基地に向かう。誰でも乗ろうと貰えれば乗れるとのこと(もちろんタダではない)。

砕氷船は氷が厚い海域に入るとラミングと呼ばれる下記のような動作を行いながら進む。
①一旦後退する
②勢いをつけて船体を氷の上に乗り上げる
③船体の重量で氷を割る
なので、Shirase5002も見ての通り、喫水線の下が氷に乗り上げやすい平らな形状となっている。

なんでもこの船引退後スクラップになりかけたが、民間の気象会社ウェザーニューズが買い上げたとのこと。お陰で見学することができるわけだが、これだけ大きな船だと維持費も大変だろうとも思う。

「人の10倍考える」を信条に色々とやってます。 元銀行員で現在も金融系のIT開発等に携わるフリーランス。JICA国際協力ボランティア(パプアニューギニア)

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