12種類もある「BUTTER STATE’s」フレッシュケーキの3つを食べてみた!

  by 古川 智規  Tags :  

少し前に心すさむ長期の巣ごもりで少しでも癒しをと考え「フルーツティー」の記事を書いたが、お茶にはお茶菓子が必要だ。
「銀のぶどう」や「ねんりん家」を運営するグレープストーンの新業態スイーツブランド「BUTTER STATE’s(バターステイツ)」を⻄武池袋・⼤丸東京にオープンしている。フレッシュケーキと称した「スーパーレイヤード」シリーズ6品と、「スタンダード」シリーズ6品の計12品を販売しているが、今回はそのうち3種を食べてみたのでレビューする。
フルーツティーの茶葉、茶器、コンポート、カトラリーについては当該記事を参照いただきたい。

※参考記事
気が滅入る日々にちょっといいモノを集めてゆったり「フルーツティー」はいかが?
https://rensai.jp/353591 [リンク]

同店で販売している多層多感のフレッシュケーキは、スーパーレイヤード&スタンダードケーキだ。テーマにもなっている「多層多感」とは同社によれば、「素材の美味しさがいきた層を重ねあげて新しい旨みをつくりあげた、とってもグルメなケーキラインナップです」とのことだ。

葉つみミントでチョコミント

「葉つみミントでチョコミント」はケーキでもアイスでもチョコミント好きにはたまらない逸品。上にミントの葉が乗っていることはよくあることだが、それはあくまでも風味付けという側面が多い中で、本品にはミントの葉を刻んでムースに仕立ててある。よって香りとともにフレッシュなミントの葉を口に含んでいるようなさわやかさが口いっぱいに広がる。下層のチョコはそれほど主張せず、あくまでもミントの引き立て役に回っているのが上品この上ない。

香る4種ベリーのケーキ ピスタチオバター添え

「香る4種ベリーのケーキ ピスタチオバター添え」は、見た目の甘酸っぱさよりもピスタチオバターの歯触りとコクが活きる複雑で大人感がいっぱいのケーキだ。9層仕立ては識別不能なほど複雑に絡み合うので、目では階層の美しさを、舌では多層の複雑さを味わうのが正解か。

アプリコットたっぷりケーキ バターメルティ9層仕立て

「アプリコットたっぷりケーキ バターメルティ9層仕立て」は、前述のベリーよりも甘酸っぱいアプリコットとバタークリームのハーモニーが絶妙だ。果肉もさることながら、乗せられたアプリコットジュレが優しく溶けながらコクのあるクリームと混ざり、食べた瞬間の甘酸っぱさを程よいクリ-ミーなケーキに変化させる。

見た目ではどれを選択しても美しいので、なかなか決めることが困難だろうが、12種類もあるのでお気に入りを見つけていただきたい。

お土産としても大活躍だが、自分へのご褒美としても最適で価格も大きさも手ごろなので、美味しいお茶と一緒にいかがだろうか。

※写真はすべて記者撮影

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