西友は料理負担を解消するインスタント食品と野菜を使ってヘルシーにランクアップし、料理の「手間抜き」と栄養不安解消の両立を目指す「ちょい足し野菜」プロジェクトを3月15日から開始している。
同社の「みなさまのお墨付き」ブランドを利用したレシピが多く紹介されているが、確かに言われてみれば野菜不足の感は否めない。外食が減る中で相対的にインスタント食品や出来合いのお弁当の割合は増加しているが、スーパーで野菜を買う機会は少ない。今回のレシピはトマトを使用したもので多くあるメニューの中から2品実際に作ってみたのでレポートする。
ただし、紹介されている「手間抜き」レシピでも少し面倒に感じた記者は、さらに簡略して「手抜き」レシピにしてしまったので、ご了承いただきたい。レシピに忠実に調理したい方は同プロジェクトのホームページから作り方をご覧いただきたい。
※参考
「“ちょい足し”野菜“プロジェクト」公式WEB サイト
https://www.seiyu.co.jp/campaign/ctv2/ [リンク]
さて今回作る2品は、オリジナルのメニューでは「トマトのしそたらこパスタ」と「こっくりトマトのポタージュ」である。用意するのは同ブランドから「あえるだけ たらこ」と「クリーミー仕立てのポテトポタージュ」各1食分と、トマトは2個あれば十分だろう。調味料はお手元にある塩コショウだけで、あればいいと思われるのはオリーブオイルやバターだろうが、今回は「手間抜き」から手間を抜いた「手抜きメニュー」なので、トマトと塩コショウだけである。
まずはトマトを切る。加熱するので甘味よりも歯ごたえを重視した方がいいだろう。記者は果肉が詰まった熊本産のトマトを使用した。
切り方は適当で、縦に8等分したものを横に切ってトマト1個を16個に切り分ける。それも面倒ならプチトマト丸ごとをそのまま使用してもよい。
トマトのしそたらこパスタ
パスタをゆでて皿に盛り塩コショウ、生のカットトマトと「あえるだけ たらこ」をあえて出来上がり。電子レンジで水からゆでることができる容器を利用すれば鍋すら不要だ。調理時間は水からゆでる時間を含めて10分ほど。
こっくりトマトのポタージュ
スープ1杯分の水にトマトを入れて、塩コショウをしてそのまま電子レンジにかけて沸騰させる。トマトが煮崩れて水の色が変わる程度まで煮込んだら「クリーミー仕立てのポテトポタージュ」を入れて混ぜて出来上がり。トマトの酸味とポタージュのクリーミーさがマッチしてなかなか美味しいスープになった。調理時間は水からトマトを煮込む時間を含めて5分ほど。
ちょっと野菜を足すだけでヘルシーで豊かな味になるので、健康的で充実したメニューを考えてレパートリーを増やしてみてはいかがだろうか。
※写真はすべて記者撮影