京都の神社仏閣を訪れたらぜひ行くべき「近隣の名ラーメン店」5選

  by 丸野裕行  Tags :  

どうもライターの丸野裕行です。

京都にある世界遺産を巡る途中に立ち寄りたいラーメンの名店をご紹介した《京都ラーメンシリーズ》。今回も、関西圏を中心に様々なラーメン店を食べ歩き、雑誌やWebで活躍中のラーメンライターさんに教えてもらった、京都の神社仏閣近くにあるラーメンの名店を5軒ご紹介!

連載:京都ラーメンシリーズ
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筆者が実際に試食にむかった「京都の神社仏閣を訪れたら行くべき近くの名ラーメン名店」の数々、とくとご覧ください!

金閣寺近く 『あいつのラーメン かたぐるま 北野白梅町店』

嵐電北野線北野白梅町駅から北へ徒歩1分。コクのあるクリーミーなスープが魅力の『あいつのラーメン かたぐるま 北野白梅町店』です。席数はカウンター席17、6人掛けのテーブル席2つ、4人掛けテーブル席2つと外観と同じくかなりの広さですね。

ここで食べたいのは《こくとんラーメン》。いかにもクリーミーな感じがするスープの見た目。たまらずレンゲで掬いあげ、ひと啜りすると、乳化を何度も繰り返してどっしりとしたスープ。きめ細かく泡立ち、豚骨の臭みなどは一切感じません。麺はフェトチーネのような中太の平打ち麺。スープを絡ませて麺を啜り込むと、これがまるで「カルボナーラ」を食しているような感じ! スープとよく絡み、美味しくいただけます。ぺらんぺらんと啜り込む唇に当たるのが面白い!

チャーシューも脂が多くて柔らかく、煮玉子もこってりしていて最高の仕上がりです。さらなる濃厚感がある《濁とんラーメン》も非常に美味です!

店名:『あいつのラーメン かたぐるま 北野白梅町店』
住所:京都市北区北野上白梅町24 ジュノー雅1F
TEL:050-1497-0943
営業時間:11:00~14:00 18:00~21:00/土日祝 11:00~15:00 18:00~21:00
定休日:不定休

平等院鳳凰堂 『自家製麺と自然派食材 晴耕雨読』

平等院鳳凰堂からは少し離れ、JR宇治駅から徒歩12分。人気がありすぎる宇治の名ラーメン店が『晴耕雨読』です。ちなみに看板はありません! 9時過ぎに並んでも、すでに先客がいるという状態の行列店です。まずは、名前を並び順に記帳。そこから時間を読んだ店主さんが「〇〇時〇〇分にお戻りください」と伝えてくれます。※朝のうちに受付をしないと入店は不可能です

店内はカウンター8席のテーブル席が1つ。券売機で食券を購入。ここでオススメしたいのは《地鶏中華そば》です。鶏ガラからしっかりと取った澄んだスープの旨味の中に、ちゃんと醤油の香ばしさが感じられます。自家製麺は平打ちの中太ストレート麺で、のど越しがとにかくいい。小麦の香りがふわっと感じられる至高のスープですね。具材は、チャーシューと粗く刻んだタマネギ、水菜。脂が滴るチャーシューにシャクシャクと甘みが広がるタマネギがいいアクセントになっています。

ゴマやナッツが香るスパイシーな刺激の強い極太平打ち麺の《ごま香る汁なし担々麺》もオススメです。

店名:『自家製麺と自然派食材 晴耕雨読』
住所:京都府宇治市宇治池森20-1
TEL: 070-5262-3677
営業時間:[月・水・木・金・土・日曜日]11時30分~15時00分※現在はテイクアウトのみの対応になっています
定休日:火曜日※都合により急な休みもあり

平安神宮、南禅寺 『中華そば 一番星』

平安神宮すぐの場所にあるのが、隠れた人気店『一番星』。赤茶色のレンガ造りの佇まいがまるでラーメン店には見えません! こちらは京都の中華そばらしい濃い目の醤油味ですごく懐かしいラーメンなんです。

一般的な京都ラーメンとの違いは、背脂が入らない澄んだスープだということ。獣臭がまったくせず、丁寧な仕事をされているので、胃にやさしいコクのある味。トッピングとしては、茹で卵とチャーシューですが、シンプルな中華そばをまずは味わってください。

でも丼を彩る卵も捨てがたい……ホロリとほぐれる黄身としっかりとした白身。スープに黄身が溶け合えば、さらに優しさUPです。

店名:『中華そば 一番星』
住所:京都市左京区岡崎北御所町28-4
TEL:075-751-9692
営業時間:11:00~15:00/16:30~19:00
定休日:水曜夜営業、木曜日

伏見稲荷大社 『ラー麺 陽はまた昇る』

伏見区のコッテリ派の舌を満足させているお店が『ラー麺 陽はまた昇る』。伏見稲荷大社からもすぐで、店内に入るとカウンター約10席、2人掛けのテーブル席が2つ、店内奥には4人掛けのテーブル席があります。ここでは《味玉とりとんこつ》がスタンダードで人気です。大きめの豚チャーシューがレアの状態で2枚、メンマ、ネギ、海苔、さらに刻んだニンニク入り。

スープをひと啜りすると、鶏と豚骨ガラのコク、醤油ダレにマッチしていて、すごくまとまっています。麺は、細麺ストレートでよくスープが絡みます。

胡椒が効いたレア状態のチャーシューがうまい《とりとんこつ》ですが、かん水多めで黄色く色づいたストレート太麺がボリューム満点の《味玉つけ麺》もオススメです。

店名:『ラー麺 陽はまた昇る』
住所:京都市伏見区深草一ノ坪38-15
TEL:075-642-5705
営業時間:11:00~22:00
定休日:木曜日

御金神社 『麺匠 たか松 本店』

京都四条烏丸のオフィス街を少し離れた場所につけ麺で有名な『麺匠 たか松 本店』さんがあります。このお店は香り高い石臼で挽いた全粒粉のつけ麺が食べられるので、《つけ麺》一択だと思います。少し色がついた透明感のある麺。美しいほど透き通っていますね。

その小麦の香りを楽しむべく、まずは麺だけを啜ります。神々しいほどのストレート麺が喉をするりと通過して、もう快感です。それからは、鶏と魚介を合わせた濃厚なWスープにつけ、いただきます。麺をそのまま半分ほど食べると、ここからは味変。すだちやタマネギ、原了郭の黒七味を少量かけ、すべて味わい尽くします。仕上げにスープ割りで、ほっと一息。いやはや、うまいですね。

温かい中華そばを味わいたい方は、《煮干し香るらぁ麺》がオススメです。スープもすべて飲み干すその旨さ。ぜひ!

店名:『麺匠 たか松 本店』
住所:京都市中京区一蓮社町312
TEL:075-252-8270
営業時間:11:00~21:00※時短要請で3/1~3/14の期間はこちらの営業時間
定休日:年末年始

京都には、訪れるだけでご利益がありそうな神社仏閣がたくさんあるので、その近くに旨いと唸るラーメン屋さんがあるんですね。
この京都ラーメンシリーズ、京都にはおいしいお店がたくさんあって、全然紹介しきれていません!

次回もさらに地元・京都の「おいしい!」と叫びたくなるラーメン店をご紹介したいと思います。

丸野裕行

丸野裕行(まるのひろゆき) 1976年京都生まれ。 小説家、脚本家、フリーライター、映画プロデューサー、株式会社オトコノアジト代表取締役。 作家として様々な書籍や雑誌に寄稿。発禁処分の著書『木屋町DARUMA』を遠藤憲一主演で映画化。 『アサヒ芸能』『実話ナックルズ』や『AsageiPlus』『日刊SPA』その他有名週刊誌、Web媒体で執筆。 『丸野裕行の裏ネタJournal』の公式ポータルサイト編集長。 文化人タレントとして、BSスカパー『ダラケseason14』、TBS『サンジャポ』、テレビ朝日『EXD44』『ワイドスクランブル』、テレビ東京『じっくり聞いタロウ』、AbemaTV『スピードワゴンのThe Night』、東京MX『5時に夢中!』などのテレビなどで活動。地元京都のコラム掲載誌『京都夜本』配布中! 執筆・テレビ出演・お仕事のご依頼は、丸野裕行公式サイト『裏ネタJournal』から↓ ↓ ↓

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