誰でもサンタクロースになって子どもたちにプレゼントを贈ることができる米郵便公社の「オペレーション・サンタ(USPS Operation Santa)」

毎年クリスマスの時期に米郵便公社(USPS)が行っているのが「オペレーション・サンタ(USPS Operation Santa)」というプロジェクトです。

1912年に始まり今年で108回目となった「オペレーション・サンタ」とは、サンタクロース宛に子どもたちが書いた手紙を公式サイトで閲覧でき、子どもたちの夢を叶えるために誰でもサンタクロースになってプレゼントを贈ることができるというもの。


https://twitter.com/USPSOpSanta/status/1334610625100722178

こちらは、新型コロナウイルスの影響から収入が減ったお母さんに、今年のクリスマスは何もプレゼントをあげられないと言われた9才の子どもから届いた手紙。自分にはレゴセット、一生懸命働いているお母さんにはギフトカードをサンタさんにお願いしています。

他にも「家族が仲良くなるようにしてください」「今年のクリスマスは何も欲しくない。その代わり新型コロナウイルスの治療薬をみんなに与えて世界を救ってください」「お父さんとお爺ちゃんを亡くして大変な思いをしているお母さんにちょっとした幸せをあげてください」「サンタさん、今年はずっと悪い子でごめんなさい。でも新型コロナウイルスとオンライン授業で大変なの。良い子になれるようがんばるからね」といった内容の手紙が見受けられました。

例年のように「Nintendo Switchが欲しいです」といったおもちゃのリクエストもありますが、今年の子どもたちの手紙の内容は新型コロナウイルスの影響を反映したものが多くなっているようです。

「他人と分かち合うこと」がクリスマス・スピリットの定義だとすれば、「オペレーション・サンタ」はまさにクリスマス・スピリットを具現化したプロジェクトですね。

USPS Operation Santa
https://www.uspsoperationsanta.com/[リンク]

※画像:Twitterより引用
https://twitter.com/USPSOpSanta/status/1334850098472357890

※ソース:
https://people.com/human-interest/usps-operation-santa-letters-show-impact-of-pandemic/

自由人