あなたは大丈夫?「酒におぼれる人」のヤバすぎる考え方タイプ4つ!

  by 丸野裕行  Tags :  

どうもライターの丸野裕行です。

“酒におぼれて”しまい、人生を棒にふるようなことばかりをしてきた筆者は、現在アルコール依存症を専門にしている医療施設で、カウンセリングを受けはじめています。今思い返してみれば、元々“酒におぼれる”ようなおかしなものの考え方というものを持っていたような気がします。

カウンセラーに聞いた話によると、多くの一般人がそのどれかの“ヤバい考え方”を持っているということ。

まだまだアルコールというものとは闘ってはいるのですが、後日、客観的にその話を聞くと「ははぁ、なるほど……」と思えてしまうわけですね。

今回は、好評だった《酒をやめようと地獄をみたライターが体験中!「アルコール離脱症状」の恐怖》の番外編として、“酒におぼれる人の4つの思考とはどんなものなのか”を綴っていきたいと思います。

何事も認めない自己主張の強いタイプ

まず、この“酒におぼれる人”の頭の中は、すべてにおいての否定。“何人たりと、何を言われてもまったく認めない”という精神構造が根底にあります。簡単に言うと“頑固”なわけです。すべてのことに柔軟に対応や順応ができず、“人のことは否定してかかる”という心の構造があるようです。

それはワンマンということであって、そこにある事実を認めるということをしません。もしも赤ら顔で酒臭いから「酒を飲んだのか?」と聞いても、驚くことに絶対に「飲んでいない」と言いはるでしょう。

周囲の人々は、何度も何度もそのことが重なり、その“嘘”に対して、「もう勝手にしてくれ」と言って離れていくわけです。これが周りの人々の信頼を失う結果となります。

そうすると、今度は孤独感にさいなまれて、さらに酒をあおるようになる悪循環に陥る、最悪のスパイラル。このような状態になり、結局は入院。《アルコール依存症》と医師から診断されたとしても、まだその事実を認めません。

「ちょっとばかり大酒を飲みすぎ、肝臓と膵臓が悪くなっただけだ」「酒を大して飲んでいないのに、こんなところに連れてこられた」「俺がアルコール依存なら、みんなそうだ!」と言い訳をして、《アルコール依存症であること》を決して認めようとはしないのです。

この《アルコール依存症》治療開始の場面が、非常に困難な場面となります。心の底から「自分はアルコール依存なんだ」と認められれば、“50%以上は治療が完了した”と考えていいそうです。

自己中心的な性格タイプ

3つ目の“ヤバすぎる考え方”は、自己中であることです。この世の中は、常に客観視してものごとを考えることが大切です。酒を飲み、酩酊状態というベールを一枚隔てた世界は、ひとりの世界。

まず先に立つのは、“自分だけが気持ちよければいい”という感情なんですね。“自己中心的な人”は、この気持ちが強いし、赤ちゃんのように自分が真ん中にいなければいけません。そんな人に“妥協”というポイントはひとつもないということです。

ガツガツ、オラオラでやってくるので、相手にされなくなった瞬間に、酒や薬物に逃げてしまいます。ハリウッド俳優や芸能人に一番多いタイプなのではないでしょうか?

「なぜ、オレの言うことが聞けないんだ!」「なんで、ワタシの言うことが聞けないの!」と相手に迫るために、相手は逃げます。このような姿が、大切なファミリーを崩壊させる原因になるのです。

親元に出戻ってきた子供が引きこもってアルコール依存症となり、両親を殺したりする事件はここにも原因がありますね。アルコール依存症になってしまうと、甲斐甲斐しく世話をしてくれた肉親に暴言を吐いたり、暴力までふるってしまいます。

アルコールによってマヒしてしまった脳では、相手がどのような気持ちなのかなどをまったく考えられず、自分の願望だけを相手に求めてしまうわけです。まさしくそれが自己中心的な思考なんですね。

何でもかんでも、自分の願望が通らなければその現実を簡単に壊す、という非常に破滅的な考え方です。ちなみに、この状態の自己中心的アルコール依存症の人は自殺者も多いです。最期までも、自己中心的な考え方につながっていくわけです。

自分が置かれている状況から逃げたがるタイプ

2番目の“酒におぼれる人の考え方”は現実から逃げるタイプとのことです。今、自分が置かれている状況を直視したくない。現実を見ることが怖くなって、面倒なことから逃げようとするわけです。

“精神力の弱さ”があるというわけですね。本当に困難なことや面倒ごとなどから目を背けるために、酒に走ってしまう。自分の妻や親にすべて任せっきりになって、一方的に依存してしまう。酒を飲んで、“日々や毎月の支払い”から逃れてしまおう……と思ってしまうわけですね。

約束事を守れない、言っていることとやっていることが一致していない、結果、“信用度がゼロ”になってしまう。周囲の家族がどんな生活を送っているのかさえ分からないふりをするのが困りもの。現実を直視するということが、とことん怖くなってしまうのですね。

面倒ごとからどんどん逃げて、結局は最後どうでもいい。自分さえよければ、「これが自分のつまらない人生だから」と捨て鉢になってしまう末路になります。とにかく、自分だけ“酒に頼ることができればいい”という思いが先立ってしまうわけです。

こうなってくると仕事もうまく回りません。自分自身が行ってきたことを他人に“責任転嫁”して相手を恨み、そのことを理由にまた酒をかっ喰らうということになるわけですね。

さらに、アルコールにより脳の思考力や判断力は落ち、飲みたい食べたいときに勝手気ままに生きているので、拘束される病院に入院したときの生活にも耐えることができなくなるわけです。

将来などどうでもよく今だけよければ満足なタイプ

最後は、最も破滅的だというタイプ。なぜか酒を大量に飲み「仕事のことや家庭のことなどすべてがどうでもよくなる」というこのタイプは、飲み方も破滅的です。例えば、「家に帰れないくらい酔っているし、電車に乗るのも面倒、タクシーに乗るのにも金がない」と路上に寝てしまうのがこのタイプです。

よくTVの『警察24時』なんかでご厄介になっているタイプですね。記憶を失って、カバンや財布もなくなり、最終電車で終着駅に降り立ったり、気がつけばどこにいるのか、どこにいるのかがわからなくなる怖さをはらんでいます。

過去や将来のことすら考えられずに、目の前にある快楽に身をゆだねるような人、しばしば見かけますよね。今が気持ちよければいい。欲求のままに行動してしまうというそんな“ヤバい考え方”はあまりよろしくないと思います。

やはりカウンセリングを受けている今であれば、筆者にもわかります。

酒に溺れる人は、誰でもこの4つのタイプに当てはまる……と。

“たしなむ程度”の度を越えて飲みすぎてしまい、自分自身が見えなくなるくらいなら最初から飲まない方がいいのです。読者のみなさんは、適切な量で、楽しいお酒を楽しんでください。

※本記事は筆者の体験に基づくものであり、飲酒行為について肯定や否定をする内容ではありません。また、記載された内容は一般的なアルコール離脱症状すべてにあてはまるものではありません。
※アルコール飲料を販売している酒造メーカーの注意喚起に基づいた適度な飲酒量を守るようにしましょう。

(C)写真AC

丸野裕行

丸野裕行(まるのひろゆき) 1976年京都生まれ。 小説家、脚本家、フリーライター、映画プロデューサー、株式会社オトコノアジト代表取締役。 作家として様々な書籍や雑誌に寄稿。発禁処分の著書『木屋町DARUMA』を遠藤憲一主演で映画化。 『アサヒ芸能』『実話ナックルズ』や『AsageiPlus』『日刊SPA』その他有名週刊誌、Web媒体で執筆。 『丸野裕行の裏ネタJournal』の公式ポータルサイト編集長。 文化人タレントとして、BSスカパー『ダラケseason14』、TBS『サンジャポ』、テレビ朝日『EXD44』『ワイドスクランブル』、テレビ東京『じっくり聞いタロウ』、AbemaTV『スピードワゴンのThe Night』、東京MX『5時に夢中!』などのテレビなどで活動。地元京都のコラム掲載誌『京都夜本』配布中! 執筆・テレビ出演・お仕事のご依頼は、丸野裕行公式サイト『裏ネタJournal』から↓ ↓ ↓

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