オトナの時計投資:気になる会員制サロン内部とスタッフが語る新たな時計店の価値とは?

どうもライターの丸野裕行です。

高額デイトナやスポーツモデルなどのヴィンテージROLEXの趣味が高じて、時計投資に走っているという読者の方々から大きな反響をいただいている《オトナの時計投資シリーズ》

今回は「他とは違うサービスを提供し、新たな時計の楽しみ方を提案している会員制高級時計サロンのプレオープン」に潜入して、どのようなものなのかみてきました。

※前回記事
オトナの時計投資:1億円ROLEXまで取り扱う会員制高級時計サロンに潜入してみた!
https://getnews.jp/archives/2741973 [リンク]

第8回を数える今回も、1億円単位金額が動く超高級ヴィンテージデイトナなどを扱っている会員しか入ることが許されないサロン内部と、接客をしているスタッフさんに《新たな時計の楽しみ方と新しい価値を提案する》このお店のコンセプトについて、インタビューしてみました。

新型コロナウイルス感染拡大の中でも、底値といわれていたアンティークROLEXの価格が徐々に高騰しはじめたといわれている高級時計市場。

会員しか入店することができないサロン内部は、一体どんな雰囲気なのか……ちょっと覗いてみましょう。

今回も、この高級会員制サロンの正会員である、ヴィンテージロレックス投資家・神戸製薬株式会社代表の吉田斉彬(ナリアキラ)さんの協力の中で、取材をしてみたいと思います。

■『オトナの時計投資:ビンテージウォッチで、こう愉しむ! こう稼ぐ!』
https://getnews.jp/archives/2378319 [リンク]

■『オトナの時計投資:買い時?! 文字盤修復した“リダン”ロレックス(ROLEX)“復権”の可能性』
https://getnews.jp/archives/2443127 [リンク]

■『オトナの時計投資:コロナショックでROLEX価格大暴落!しかし今がチャンスかも!?』
https://getnews.jp/archives/2506964 [リンク]

■『オトナの時計投資:高額デイトナは適正価格か?! 手が届かない人のクロノグラフの楽しみ方』
https://getnews.jp/archives/2561696 [リンク]

■『オトナの時計投資:ベルト交換で印象が変わる!ROLEXを遊び倒すコツ!』
https://getnews.jp/archives/2612789 [リンク]

■『オトナの時計投資:時計職人が語るミネルバ時計の魅力と修理依頼されるROLEX時計』
https://getnews.jp/archives/2619996 [リンク]

ついにサロン内部へ

店内でお目当ての時計が見つかると、その奥にあるサロンに通されます。

まず出迎えてくれたのはアンティーク家具『ハンスJウェグナー』のパパベア。

さすが本物志向のお店、アンティークチェアで高い……。ムムム……いいものだ。

時計店とは仕切られているサロンの中には、アンティークバカラの調度品が並び、

目の前に広がるサロン内部はこんな感じ。

広々していて、バーカウンターがあり、とにかくアンティーク家具がたくさん並んでいます。

<写真:大ぶりのソファーに座り、リラックスしながら担当スタッフを待つ>

カッシーナのソファに腰かけながら、このサロン内で担当スタッフに時計を見せてもらったり、商談をしたりします。

贅沢な空間で、時計を眺めながらお酒や軽食も楽しめる

プレオープン時限定ではありますが、ソファに腰を下ろし、まず高級チョコレート『マルベリチョコ』を選びました。「会員様、プレオープンへようこそ」という意味のウェルカムスイーツといえばいいのでしょうか。

<写真:ひとつ600円以上する高級チョコレート>

どれにしようかと迷っていても、このサロンでの時間には制限というものがありません。

お客さんは皆さん紳士なので、適当な時間に切り上げるというわけです。信頼関係があるのがひしひしと伝わってきます。

プレオープンということもあり、アルコールなどのドリンクも飲み放題。

バーカウンターには、ホテルのBarに勤務する本物バーテンダーさんが20時まで常駐。これは正規オープンしてからもです。お酒の味も一流でした。

<写真:選んだブランドチョコレート>

続いて、お酒を進めてくれるフィンガーフードが登場。

<写真:様々なおつまみ>

なんの話をしているのかわからないROLEX談義

お目当ての時計を待ちます。

リクエストした複数のヴィンテージロレックスがやってきます。このときの最低価格は400万円の代物でした。

正会員である吉田さんの前に置かれた時計。

担当スタッフさんと嬉々として歓談していますが、マニアックすぎて一体何の話をしているのかまったくわかりません。

『QUARK SALON』のコンセプトとは?

ここで、担当スタッフさんにお話を聞いてみました。

<写真:ブルーライト当てる担当スタッフ>

丸野(以下、丸)「こちらのサロンは一体どういったコンセプトで?

担当スタッフ(以下、担)「そうですね。クォークは《新時代のリアルな店舗の存在価値というのは何か?》考えたわけです。そこで、ここでしか体験することのできない、価値あるプレイスというものを創ったわけですね。クォークのコンセプトは、【real watches × real life style】。お客様にお好きな時計以上の新しい価値を生んでくれるリアルコミュニティプレイスを目指しているわけです」

丸「普通なら、僕なんかは絶対に入れないサロンですけど、なにをイメージされているんですか?

<写真:現行品では使用禁止になっている蛍光塗料・ラジウム、トリチウムなどの放射性物質がヴィンテージ品でも未だに光り続ける>

担「くつろぎと刺激が混在するパリやニューヨークのブティックホテルがイメージですね。時計も現行品とヴィンテージ品にこだわっています

丸「ほほう。どんな特徴があるのでしょうか?」

担「ここでは、これまで扱っていなかったレアモデル、レディースモデル、商材など、ここでしか手に入らない厳選モデルを数多く取り揃えています。特別な会員様だけが利用することができるVIPラウンジ併設で、アートや家具、ブック、フラワー、ウィスキー、ワインなどのアルコール類、コーヒーなども提供。また異業種とのコラボやイベントを通じ、様々な本物のライフスタイルを提供することができるイマジネーション空間を創造してまいります

丸「ありがとうございました」

<写真:記念撮影>

いやはや、しかしこちらは高額なROLEXを購入した経験のあるお客さんのみの会員制。

コロナ禍でも景気に左右されない人たちが通うという、こんな空間が未だに存在するのですね。

非日常を感じさせるような、いいもの見せてもらいました。

『QUARK SALON OSAKA-クォークサロンオオサカ-』

住所:
〒542-0085 大阪府大阪市中央区心斎橋筋1丁目4−13 OSAKA心斎橋BUILDING 1F
OSAKA Shinsaichashi BUILDING 1F, 1-4-13 Shinsaibashi-suji, Chuo-ku, Osaka
TEL:非公開 ※特別会員のみの利用

https://www.youtube.com/watch?v=5Rxt5EtMD48
【ガジェット通信『クォークサロンOSAKA』】

丸野裕行

丸野裕行(まるのひろゆき) 1976年京都生まれ。 小説家、脚本家、フリーライター、映画プロデューサー、株式会社オトコノアジト代表取締役。 作家として様々な書籍や雑誌に寄稿。発禁処分の著書『木屋町DARUMA』を遠藤憲一主演で映画化。 『アサヒ芸能』『実話ナックルズ』や『AsageiPlus』『日刊SPA』その他有名週刊誌、Web媒体で執筆。 『丸野裕行の裏ネタJournal』の公式ポータルサイト編集長。 文化人タレントとして、BSスカパー『ダラケseason14』、TBS『サンジャポ』、テレビ朝日『EXD44』『ワイドスクランブル』、テレビ東京『じっくり聞いタロウ』、AbemaTV『スピードワゴンのThe Night』、東京MX『5時に夢中!』などのテレビなどで活動。地元京都のコラム掲載誌『京都夜本』配布中! 執筆・テレビ出演・お仕事のご依頼は、丸野裕行公式サイト『裏ネタJournal』から↓ ↓ ↓

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