懐かしの煙が出るおもちゃ「ようかいけむり」「おばけけむり」販売終了へ……フリマアプリでは高額転売も

駄菓子屋などで長年販売されてきた子ども向けおもちゃ「ようかいけむり」「おばけけむり」が販売終了することが分かった。

件の発表は駄菓子屋や縁日向け玩具問屋の堀商店によるもの。堀商店はなんとかこのおもちゃの存続を図ったものの、製造メーカー経営者の高齢化により、やむを得ず現在ある在庫分で販売を終了するということだ。

https://twitter.com/horishoten/status/1300346650158743552?s=19

「後世に残していけるようにと
色々と画策したんですけど
力及ばずでした…。

ようかいけむり・おばけけむり
については、在庫限りで終了となります。

無くなってしまう前に
良ければ遊んでみてくださいね。」

ようかいけむり、おばけけむりは、カードの裏に塗られた薬剤を指に塗って付けたり離したりすると煙が出てくるという不思議なおもちゃ。TwitterなどSNS上では子どもの頃に遊んだという人々から大きな反響が起こっている。

「指先からケムリを出して遊んだ…
子どもの頃の良氣思い出です
ありがとうございます」

「先日見かけたので30個まるまる買って子どもたちに配ったら物凄い食いつき。はじめて見たけどコレナニ?!凄い!って大好評でした。この味のあるイラストも良いですよね。」

「無くても少しも困らないし、あったところで10秒程遊んで『懐かしいなぁ』なんだろうけど、無くなってしまうのは寂しい。
ファミコンより少し前の頃、とても不思議で楽しかったんだよ。
駄菓子屋でお菓子じゃなく、コレ買っちゃうくらいに。」

「『ぽわん、ぽわん』と浮かび上がるのが子ども心に不思議で、1時間は没頭していたのを思い出しました……
なくなってしまうのは寂しいですね……」

「子どもの頃母にやられて『母が燃えてる!!』と大泣きした思い出の玩具です(笑)情報ありがとうございます、今度は私が息子と娘に仕掛けたいので買いに走ります」

なお販売終了の報を受け、メルカリなどフリマアプリでは大量のようかいけむり、おばけけむりが出品されているようだ。

※画像はTwitter(@horishoten)、メルカリから引用しました

中将タカノリ

■シンガーソングライター、音楽・芸能評論家 ■奈良県奈良市出身 ■1984年3月8日生まれ ■関西学院大学文学部日本文学科中退 2005年、加賀テツヤ(ザ・リンド&リンダース)の薦めで芸能活動をスタート。 歌謡曲をフィーチャーした音楽性が注目され数々の楽曲提供、音楽プロデュースを手がける。代表曲に「雨にうたれて」、「女ごころ」(小林真に提供)など。 2012年からは音楽評論家としても活動。さまざまなメディアを通じて音楽、芸能について紹介、解説している。

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