今、コロナ禍に苦しむミュージシャンをたすけたい…… ミュージシャン支援企画「昭和歌謡でSave The Musicians」

中将タカノリです。今回は読者の皆さんにお願いがあってこの記事を書かせていただいています。お願いとは、今ミュージシャン達がおかれている危機的な状況と、僕が主宰するミュージシャン支援企画を知っていただきたいということです。

僕は音楽事務所LAZY ARTというCDレーベル、音楽プロダクションを経営しています。会社としては以前からさまざまなリスク回避策を講じていたので今回のコロナ禍においても幸い大きな損失はないのですが、所属していたり日ごろ関わっていただいているミュージシャンは別です。

コロナ禍にともなうイベント自粛、経済活動自粛により日々の演奏やレッスン、音楽制作を生活の糧としていたミュージシャン達は危機に瀕しています。僕の周囲だけでも1か月、2か月という長期にわたって収入を絶たれているミュージシャンは珍しくありません。このままの状況が続けば彼らの生活が破綻するばかりか、日本の音楽文化は確実に衰退するでしょう。

僕はそんなミュージシャン達を今、支援したいという思いで4月21日に「昭和歌謡でSave The Musicians」という企画を立ち上げました。

「カナダからの手紙」 by 中将タカノリ×釣女ちゃこ×小林正見×若杉幸拓 ~昭和歌謡でSave The Musicians #2~(YouTube)
https://youtu.be/mNXT7lQz7TA

「五番街のマリーへ」 by 中将タカノリ×井野アキヲ×Yumi Takese ~昭和歌謡でSave The Musicians #3~(YouTube)
https://youtu.be/td3_oELw9tQ

「ナオミの夢」 by 中将タカノリ×半熟BLOOD 菜つ美×オカノアキラ ~昭和歌謡でSave The Musicians #4~ Presented by K.K」(YouTube)
https://youtu.be/lPt8O1knaW8

音楽ファンの方たちからスポンサー料を募り、僕の会社への所属に関わらずミュージシャン達を起用して、みんなが一度は聴いたことのある昭和歌謡の名曲のカバー動画を制作、公開するという内容です。

「ミュージシャン」というと浮世離れしたしたような存在に感じてしまう方もいるかもしれませんが、その大多数は真面目な社会人です。日々こつこつと演奏や音楽制作にたずさわり、得た収入でつつましく生活を営んでいる人達です。彼らがこれからも音楽によって生活を成り立たせていけるよう、日本の音楽文化が豊かなものでありつづけるようお力添えをいただけないでしょうか。

スポンサー料は一口1000円から。ささやかですがお礼も用意しております。ご興味を持っていただけた方はぜひ以下の企画ページで詳細をご確認ください。みなさんのご支援、ご協力をお待ちしております。

「昭和歌謡でSave The Musicians」企画ページ(リンク)

4月21日~5月19日現在までに小林正美、オカノアキラ、釣女ちゃこ、半熟BLOOD 菜つ美ら参加のカバー動画4本を公開済み。
5月下旬に大倉弘也ら参加のカバー動画公開予定。

中将タカノリ

■シンガーソングライター、音楽・芸能評論家 ■奈良県奈良市出身 ■1984年3月8日生まれ ■関西学院大学文学部日本文学科中退 2005年、加賀テツヤ(ザ・リンド&リンダース)の薦めで芸能活動をスタート。 歌謡曲をフィーチャーした音楽性が注目され数々の楽曲提供、音楽プロデュースを手がける。代表曲に「雨にうたれて」、「女ごころ」(小林真に提供)など。 2012年からは音楽評論家としても活動。さまざまなメディアを通じて音楽、芸能について紹介、解説している。

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