「ゴダイゴ」等で活躍 ギタリスト・浅野孝已さんが逝去

  by 中将タカノリ  Tags :  

5月12日、ロックバンド「ゴダイゴ」のギタリスト、浅野孝已さんが亡くなった。東京都内の自宅で心肺停止状態になっているところを家族に発見され緊急搬送されたが手遅れだったようだ。享年68歳。

浅野さんは16歳からプロギタリストとして活動を開始し、「チャコとヘルス・エンジェル」等を経て1976年にミッキー吉野さん、タケカワユキヒデさんらと共にゴダイゴを結成。

1970年代から1980年代にかけて同グループで「ガンダーラ」、「モンキー・マジック」、「銀河鉄道999」など大ヒット曲を連発する中で技巧派ギタリストとして注目を浴び、後年には後進のプロデュースや育成にもたずさわり日本の音楽シーンに多大な影響を与えていた。

一世を風靡したギターヒーローの突然の訃報に、TwitterなどSNS上では音楽仲間やファン達から大きな反響が起こっている。

ゴダイゴ・ミッキー吉野さん
「悲しすぎます。
浅野が今朝亡くなりました。
今は、言葉がでません。
涙しかでません。」

https://twitter.com/mickieyoshino/status/1260173260483751936?s=19

山本恭司さん
「浅野さん、何度かセッションもさせて頂きましたが、素晴らしい音色とメロディアスなプレイはいつも最高でした。
あるイベントでエフェクターを忘れて来られ、アン直で奏でられた”哀しみの恋人達”は思わず「素晴らしかったです!」と本人に直接言いに行った程。
早すぎる別れは悲しいです。
R.I.P… https://t.co/vNkRn1BLMn」

https://twitter.com/KyojiTWJ/status/1260196390887546880?s=19

元サザンオールスターズ・大森隆志さん
「ゴダイゴの浅野孝已さんの訃報が飛び込んできた。死因はまだよく分からないが心筋梗塞という説。コロナで心筋梗塞、脳梗塞を併発するとニュースで最近良く見かけていたので、ひょっとしてコロナに感染したのかなとも。いずれにしても、浅野さんが…信じられません。心よりご冥福をお祈り申し上げます」

https://twitter.com/omoritakashi/status/1260173238283300865?s=19

「日中友好音楽祭は中止になってしまったけど、今年の秋またゴダイゴライブでお会い出来るものと、疑いもしませんでした。ガンダーラから40年以上、ずっとずっとゴダイゴを聞いてきて…まだまだ、まだまだ一緒に時間を過ごせるものと思っていました。残念です、悲しいです。悲しいです。」

「昨年11月16日の中野サンプラザ公演の終演後、浅野さんのCDサイン会で頂いたサイン。この時は「浅野さんがグレコGOⅢ弾くところが一番好きなので、もっともっとGOⅢをステージで見たいです」と伝えた記憶。まさかあの日の「CELEBRATION」が最後になるなんて!」

「中野サンプラザの浅野さんは本当にイキイキされてて、2020年もまたGODIEGOにみんなに逢えると思ってました。浅野氏は世界一のギタリストです。早すぎます…ご冥福をお祈りします🎸✨」

「ミッキーさんお気持ちお察し致します!突然過ぎて言葉が出ませんでした…永遠にゴダイゴのファンであると共に、メンバーの皆様にお疲れが出ないように願いたいです。改めてご冥福をお祈りします!」

「私でさえこれほど悲しいのですから、メンバーの皆様、ご家族の悲しみを思うと胸が張り裂けそうです。今はただ、いただいた素晴らしい音楽の数々を思い出しながら、追悼したいと思います。」

またゴダイゴのボーカリスト、タケカワユキヒデさんも自身のブログ(リンク)で浅野さんの死を悔やんでいる。

「僕たちの大切な仲間、ギタリストの浅野さんが亡くなった。

つい2週間前に電話で話したばかりだったのに。

僕のどんな曲にもすぐにギターを弾いて合わせてくれるオールマイティなギタリストで、

愉快な仲間だった。

冥福を祈りたい。

タケカワユキヒデ」

ご存命でさえあればまだまだ多くの作品を手がけ、ライブでも多くの人に感動を与えたはずの浅野さんが若くして亡くなられたことが残念でならない。生前のご活躍に敬意を表すと共にに、心からご冥福をお祈りしたい。

※画像はゴダイゴ公式サイト(リンク)から引用しました

中将タカノリ

■シンガーソングライター、音楽・芸能評論家 ■奈良県奈良市出身 ■1984年3月8日生まれ ■関西学院大学文学部日本文学科中退 2005年、加賀テツヤ(ザ・リンド&リンダース)の薦めで芸能活動をスタート。 歌謡曲をフィーチャーした音楽性が注目され数々の楽曲提供、音楽プロデュースを手がける。代表曲に「雨にうたれて」、「女ごころ」(小林真に提供)など。 2012年からは音楽評論家としても活動。さまざまなメディアを通じて音楽、芸能について紹介、解説している。

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