中国のElephant Roboticsは、ネコ型ロボット「MarsCat」のクラウドファンディングをKickstarterで行っています。目標額の2万ドル(約216万円)はすでに達成し、記事執筆時点で目標額の5倍近くとなる9万6000ドル(約1040万円)を集めることに成功しています。
MarsCat: A Bionic Cat, a Home Robot
https://www.kickstarter.com/projects/1655380003/marscat-a-bionic-cat-a-home-robot?lang=ja[リンク]
MarsCatは完全自律型のネコ型ロボット。人間に触られたり、声で呼ばれたり、内蔵カメラで見たものを認識することでコミュニケーションを取ります。個別のMarsCatの性格は、飼い主とのコミュニケーションによって変化していくとのことです。
MarsCatの体色は、白、グレー、茶色、黒の4色。それぞれ目の色と首輪の色も異なります。重さは2.5キロ。Kickstarterでの価格は649ドル(約7万円)~749ドル(約8万1000円)となっています。一般販売予定価格は1299ドル(約14万円)とのこと。
完全自律型のネコ型ロボットということで、MarsCatも本物のネコのように、次にどういう行動をするかは予測不能です。MarsCatは歩く、走る、寝る、座る、伸びをする、爪を噛む、ものをこねる、ゴミを埋めることなどの行動が可能です。ジェスチャーや鳴き声で感情表現することもできます。デフォルトで「静かに」、「お座り」といった音声による命令コマンドがいくつか用意されていますが、コマンド通りに行動するかどうかは、本物のネコ同様気分次第ということです。
ソニーの犬型ロボット「aibo」との比較表も開示しており、大きな相違点として価格、性格変化の有無、センサーの数などを挙げています。
MarsCat—A Bionic Cat, a Home Robot(YouTube)
https://youtu.be/WMWmliuyAbU
※画像とソース:
https://www.kickstarter.com/projects/1655380003/marscat-a-bionic-cat-a-home-robot?lang=ja