イギリスに、各企業から依頼を受けプロトタイプ製造をサポートするGeomiqという会社があります。10月11日に同社は、クライアント企業が開発中のロボットの顔となる“親切でフレンドリーな顔”を公開募集することを発表しました。ロボットの顔となる“親切でフレンドリーな顔”をライセンス提供してくれる人に対し、同社は10万ポンド(約1400万円)のライセンス料を支払うとしています。
A robotics company is looking for a human to be the 'face' of their new robot — I have of course appliedhttps://t.co/oNsfkPVjyS
— Holly Brockwell (@holly) 2019年10月16日
https://twitter.com/holly/status/1184465761517129733
クライアントとの守秘義務契約があるため、詳細は開示できないとしていますが、“親切でフレンドリーな顔”を必要としているロボットは、高齢者の「バーチャル・フレンド」として使用されることが目的とされています。ライセンス提供者の顔は、世界中で何千体も生産が予定されているロボットの顔として使われることになります。
ロボットを開発中のクライアントは非上場企業で、ロボットの開発にすでに5年を費やしているとのことです。上海に拠点を置くトップクラスのベンチャーキャピタル(VC)を筆頭に、多くのVCから投資を受けている企業でもあるそうです。ロボットはまもなく一般向けに販売開始になる予定とのこと。
一次選考を通過した候補者には、プロジェクトの詳細が開示されるとしています。
“親切でフレンドリーな顔”のライセンス提供希望者は、下記ページの最後に記載されているメールアドレス宛てに、自分の顔写真を添付し、応募することが可能です。
PUBLIC APPEAL: APPLICANTS NEEDED TO FIND FACE OF NEW LINE OF ROBOTS
https://geomiq.com/blog/public-appeal-applicants-needed-to-find-face-of-new-line-of-robots/[リンク]
※画像:Twitterより引用
https://twitter.com/holly/status/1184465761517129733
※ソース:
https://geomiq.com/category/press/