【動画あり】知らなかった!ユニットバスは磁石が付く!『マーナ』浴室マグネット収納の機能美

  by 古川 智規  Tags :  

ご存じの方には大変申し訳ないが、昨今のユニットバスの壁には内部に鋼板が張られており磁石が付くことを記者は数十年間知らなかった。ワンルームマンションでは浴室に収納するところはほとんどなく、タオル掛けが1つある程度。よって石鹸やシャンプーやボディソープ、その他の小物を収納するのに両面テープや吸盤の製品を探してあちこちくっつけては剥がれ、そのたびにボトルが浴室の床をたたきつける衝撃と戦ってきた。
しかし、磁石が付くのであれば、こんな苦労をすることもなかったのにと悔やまれる。とはいえ、安価なフェライト製マグネットフックは強力なものも多くあり便利だが割れやすく、磁石そのものは錆びないが、枠が鉄製のことが多く浴室では数日で錆が出る。
そこで、「マーナ」というメーカーの浴室マグネット収納「きれいに暮らす。」シリーズを紹介する。
まずは、製品概要を動画にまとめたのでご覧いただこう。

■マーナの浴室マグネット収納はキレイで便利!
https://youtu.be/2s2d5wb2cXU

同社は明治5年の創業で「名児耶刷毛製作所」が起源。当時の屋号は「丸」に「ナ」だったので、後年に「丸にナ」、マルナということで「マーナ」になったという。そんな由緒正しい同社のこのシリーズはすべて安心の日本製。マグネットは金属製ではなくラバーマグネット。金属部分はないので錆びる心配もない。さらにズレては困る定位置の収納製品には別途滑り止めまで施されている念の入れようだ。
では順次紹介する。

マグネット歯ブラシホルダー

「マグネット歯ブラシホルダー」は実にシンプル。マグネットと滑り止めがついていて、使用中のずれや歯ブラシの脱落を防止している。記者の場合は歯ブラシは後述の小物入れに移して、髭剃り用のカミソリを収納している。カミソリは他のものと一緒に収納しておくと誤って触れた際に危険であり、できれば専用の収納が欲しかったので歯ブラシには遠慮してもらった。

マグネット浴室小物入れ

「マグネット浴室小物入れ」は小物入れと銘打っているが、主にチューブに入った化粧品や直径の小さな円筒ボトルを収納するのに適しているマルチな小物入れだ。記者の場合は、歯ブラシホルダーで遠慮してもらった歯ブラシをこちらに移して歯磨き粉、洗顔フォームを収納している。耐荷重は700グラムなので、多少重いボトルでも大丈夫だろう。

マグネット石けん置き

「マグネット石けん置き」は、名称そのままだが、よく工夫されている。滑りやすい石けんを取り出しやすいように開放部分を大きくとっているが、そうすると手前に滑り落ちる可能性があるので、奥側(壁面側)に傾斜させて取り出しやすく落ちにくい設計になっている。また傾斜部分は水切りが良いように立体構造になってり、その水は手前に落ちていく構造なので壁面を石けん水で汚すこともない。

マグネットフック5連

「マグネットフック5連」は掃除用具でも体や顔を洗うブラシでも、収納場所に困るものを引っ掛ける。スムーズに動くフックは引っ掛けるものの幅により自由自在。記者はシャンプーやボディソープ等のボトルを4つまとめて引っ掛けて使用している。耐荷重は公称800グラムとなっていたが、ボトル4本で1キログラムを超えても特に問題はなく使用できている。マグネットだけではなく滑り止めもついているので安心だ。工夫次第でいろいろと使える必需品になった。

マグネット湯おけ

「マグネット湯おけ」は、シャワーがあるので湯おけ(洗面器)を持ってない方も多いと思われるが、なければそれはそれで不便なことから登場した製品だ。置き場所に困り床に置いておくと水垢やカビに悩まされる。まことに厄介な存在だ。本品は小さめだが、容量は2リットルあり必要十分。使わないときは手の届く壁に貼り付けておけば邪魔にもならず水も切れて汚れない。持っていて損はない逸品だ。

マグネットタオルバー

「マグネットタオルバー」は上から掛けるだけではなく横が開放されているので取り出しやすい構造。上から下にかけて若干広がっているので、タオルの水切れも良い。水を含んだまま掛けてみたが重量バランスの悪さでタオルがずり落ちてしまうこともなかった。

シンプルかつ機能美あふれる製品群

実際問題としてはマグネット収納はどこにでもあるものだろう。しかし、浴室のものはあまり華美なものではなく機能的なものが理想だろう。その点において本シリーズはそれぞれが単機能でシンプルかつ機能美にあるれるので、ついついそろえたくなる。今回は収納に絞ってレビューしたが、お掃除アイテムやボディウォッシュアイテムも豊富なので機会があれば使用してみたい。

※写真および動画はすべて記者撮影・収録

乗り物大好き。好奇心旺盛。いいことも悪いこともあるさ。どうせなら知らないことを知って、違う価値観を覗いて、上も下も右も左もそれぞれの立ち位置で一緒に見聞を広げましょう。

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