10月12日から13日にかけて日本に接近し、全国で河川の氾濫を引き起こし多数の被災者を出している台風19号。
今もなお多くの自衛官が被災地に派遣され復旧作業にあたっているが、そんな中、防衛省の公式Twitterアカウントが大手コンビニ各社に対して各店舗のお手洗いの使用許可に感謝をつづるツイートを公開し話題になっている。
「至急を要する救助活動等において部隊の態勢が整うまで、セブンイレブン・ジャパン様(@711SEJ)、ファミリーマート様(@famima_now)、ローソン様(@akiko_lawson)の各店舗のお手洗いを使用させて頂くようお願いをさせて頂きました。現場における女性自衛官の比重が増す中、ご厚意に感謝申し上げます」
至急を要する救助活動等において部隊の態勢が整うまで、セブンイレブン・ジャパン様(@711SEJ)、ファミリーマート様(@famima_now)、ローソン様(@akiko_lawson)の各店舗のお手洗いを使用させて頂くようお願いをさせて頂きました。現場における女性自衛官の比重が増す中、ご厚意に感謝申し上げます
— 防衛省・自衛隊(災害対策) (@ModJapan_saigai) October 16, 2019
https://twitter.com/ModJapan_saigai/status/1184315170509619201
使用許可に対して感謝を表明するのは自然なことではあるが、近年、自衛官のみに関わらず、役所の職員や警察官など公務員の行動になにかと文句をつけ、Twitterで拡散したりクレームの電話をかける行為が増加している。
件のツイートはそのことへの対策の一つではないかと感じた人は少なからずいるようで、Twitter上では肩身の狭い自衛官たちに同情を寄せる多くの声が寄せられている。
「こんなことも書かないと自衛隊員がコンビニに入るだけで文句いう人がいますもんね…」
「出動中の食事も缶詰や戦闘糧食だけじゃなく温かいのも食べてくださいね」
「1国民からもお願い。自衛隊、災害対応の公務員、インフラ関連企業の皆さんのトイレの利用や買い物に関して、一般のコンビニ客も温かい目で見守ってください。
日本国民やインフラを守るために命をかけている人たちも、男女問わずトイレ位行きたくなります。1日24時間休まず働ける人間もいません。」「良かったです☺
セブン、ファミマ、ローソンありがとう😉👍🎶」「貴方がたがまいってしまっては元も子もありません。
応援してます!
うるさい外野など気にせずに頑張ってください!!」「訓練された自衛官の皆さんとはいえ人間です、くれぐれも休憩や食事をしっかりと摂り
ご自身の体調も大切になさってください
災害時 まさしく 命綱な存在です
感謝しております
協力してくださる各店舗の皆様ありがとうございます」
重大な法律違反やマナー違反を告発するのであればともかく、トイレの利用や食事、ちょっとした休憩にまでケチをつけるのは、かえって公共の利益を損なうだけ。自衛官も一般と変わりない一人の人間であることは最低限、理解しておきたいものだ。
※画像はTwitter(@ModJapan_saigai)から引用しました