神戸・三宮の待ち合わせスポット、マクドナルド阪急三宮西口店が2019年10月31日(木)をもって閉店すると発表され、神戸市民の間に衝撃が走っている。
マクドナルド阪急三宮西口店は今をさかのぼること23年前の1996年に開店。阪急三宮駅西口の改札を出てすぐの立地で、前に広いスペースがあることから、多くの人に待ち合わせスポットとして認知されていた。
現在、神戸三宮周辺は大規模な再開発が進んでおり、2016年には「パイ山」などの愛称で知られ待ち合わせスポットだった「さんきたアモーレ広場」が一旦消滅。
直接の関係はないが三宮OPAやそごう神戸店も閉店してしまった。これまで三宮の街を彩っていたランドマークや名所が失われつつあることにTwitter上では数々の悲しみのコメントがあがっている。
「パイ山もなくなってここもなくなったら集合場所が無くなるなぁ
なんか寂しくなるね」「三宮で初めて行ったマクドが西口だってんで寂しいです
再開発なんですかね?ガード下の味がある飲食店など西口あたりの街並みは昭和感があって好きです。」「マクドナルド阪急三宮西口店、閉店とな。2Fのオールドスクールな空間意匠と窓辺席からの眺めがよくて、自分が知るかぎり、数あるマックのなかでも屈指の名店やったが。」
「このマクドナルドで水筒忘れて
店員さんが拾って
保管していてくれたところや…
悲しいな」「てか阪急の高架下は一旦全部閉店予定だよね…
とうとうマクドの番がきた。高架下は一斉開発(?)される予定やからその時にまた戻って来てくれたら嬉しいねえ」
三宮周辺は神戸らしくお洒落な雰囲気があるが、生活に密着したお店や昭和感あふれる昔ながらのお店も数多い。筆者は現在、神戸市在住だが、三宮の真の魅力はその新旧のミックスが織り成しているのでないかと感じている。
現在進んでいる再開発がその魅力をそこなわないものであればいいのだが。