バズーカ岡田さん、マジなの? スーパー大麦ってそんなにいいの?
バズーカ岡田とは、「マンガでわかる 脂肪だけを狙って落とす! 除脂肪ダイエット」(ナツメ社)の著者で、日本体育大学 体育学部 准教授、柔道全日本男子ナショナルチーム体力強化部門長、日本オリンピック委員会 科学サポート部門員の岡田隆先生のこと。
バズーカ岡田さんは今回、日体大で「脂肪と筋肉とスーパー大麦の関係」について講義を展開。この内容が、すさまじく刺さった。いや「おれいける。いけるよバズーカ岡田!」と心の中で叫んだ。
そこでは少なくとも3つの衝撃波が襲った。
あ、その前に、筆者はお腹だけぽこっと出てる内臓脂肪・体脂肪ともにやばい系で、どうにかして腹を引き締めたいと思っている「小学生の作文」レベルしか書けないアマチュア記者だ。
で、その3つの衝撃は……。
衝撃1:お腹の脂肪は有酸素運動で落とせない
そう。ダイエット超あるあるは、長続きしないということ。糖質制限やハードトレーニングは続かず失敗する。
そして、ダイエットは体重にこだわるから失敗するとバズーカ岡田さんは教えてくれる。
「体脂肪より筋肉のほうが質量が重い。つまり体重だけでダイエットすると、必ず失敗する」
そこでアスリートと同様。体脂肪を削って筋肉をつけるという、ダイエット意識を変えようと。
衝撃2:食事から変える「除脂肪ダイエット」
そしてバズーカ岡田さんが著書「マンガでわかる 脂肪だけを狙って落とす! 除脂肪ダイエット」(ナツメ社)で提唱しているとおり、「ジム通いなし、プロテインなし」「筋トレを1日30分 週3回、自宅で無理なく」「食事は食材を選んで食べるだけ」という除脂肪ダイエットが、2つめの衝撃。
この除脂肪ダイエットの実践ポイントは5つ
◆1:タンパク質を20g以上摂る。脂質は10gまでしか摂らない。炭水化物は摂取カロリーの55~65%に。
◆2:自分の適切な摂取カロリーを常に把握。(例)体重53kg 体脂肪率17%の場合、除脂肪体重は53-(53 × 0.17)=44kg。摂取カロリーの目安は除脂肪体重の35倍だから、除脂肪体重44kg × 35倍=1540キロカロリー。この人の場合は1日の摂取カロリーを1540キロカロリーでキープ。
◆3:食事は1日4~5回に分け、極端な空腹をつくらない。どか食いせず、インスリン分泌をおさえる。
◆4:エネルギーとなる糖質を含む食事は、トレーニングの1~2時間前がベスト。
◆5:食物繊維をたっぷり摂る。
ここで出てくるのが食物繊維。その最短距離を走らせてくれるのが、スーパー大麦だ。
衝撃3:除脂肪ダイエットにスーパー大麦
ここでバズーカ岡田さん、「スーパー大麦が、低糖質・高品質食物繊維を実現した奇跡の炭水化物。筋肉を盛って脂質を削ってくれるベスト食材」と力説。
じゃあ、スーパー大麦ってどこで手に入るんだよ? って誰もが思うはず。これが実は「コンビニでも気軽に手に入る」とバズーカ岡田さん。冒頭の写真のように、コンビニでスーパー大麦が入ったおにぎりは、ほんとうに売ってた。
「コンビニで、たとえばスーパー大麦入りおにぎりも売ってる。あわせてサラダチキンなどをチョイスすれば、タンパク質も摂れる」(岡田さん)
白米の40倍の食物繊維があるというスーパー大麦。自分んちでもやってみたくて、さっそくAmazonをポチってみた。
このあと、自分の身体にどう変化が出てくるか。バズーカ岡田さん、中高年アマチュア記者はいま、予想以上にワクワクドキドキしてるよ。