8月20日、科学ジャーナリストの松永和紀さんがNBC Newsの「生の鶏肉を洗うと、キッチンの周りに不要な細菌が飛び散ることがあります。」というツイートをリツイートして、鶏肉を調理前に洗わないよう呼びかけた。
生の鶏肉を洗うと表面に付着した菌が周辺に飛び散り、むしろ食中毒の原因になってしまうというのだ。
https://twitter.com/waki1711/status/1163809430099525632?s=19
鶏肉を調理前に洗っちゃダメ!!! この注意、日本では指摘されることが少ないけれど、とても大事。菌が水と共に飛び散って、シンクやそばに置いている料理などを汚染し、食中毒の原因となります。日本でも、かなり多くの人たちが洗っている、と思う。 https://t.co/ptOI7GuOnS
— 松永 和紀 (@waki1711) August 20, 2019
「鶏肉を調理前に洗っちゃダメ!!! この注意、日本では指摘されることが少ないけれど、とても大事。菌が水と共に飛び散って、シンクやそばに置いている料理などを汚染し、食中毒の原因となります。日本でも、かなり多くの人たちが洗っている、と思う。」
近年は清潔ブームが進み、なんと食材用の洗剤まで存在するほど。鶏肉に関しても何となく「洗ったほうがいいのかなぁ」と思っている人は多いのではないだろうか。
松永さんの呼びかけは大きなインパクトがあったようでTwitter上では数多くのコメントが集まっている。
「肉を洗うとかそんな事する人居るんだ・・・
もうビックリよ。ちなみにきのこ類は洗ったら旨味が全部流れてまずくなるからね(洗わないのが常識)。
どうしても気になる時は、濡れた布巾で拭いてください。」「洗う派でしたが、あらわないほうがいいんですか…でもやっぱり洗いたいですね。。。」
「肉も魚も軽く洗って、ペーパータオルで拭き取った方が表面に付着した臭みのもとが取れて美味しく調理できるとキッチンスタジオでは習いました。
ただ、その後に生肉・生魚を扱ったまな板・包丁・シンクはすぐに洗剤で洗って、熱湯消毒、そのあと塩素系漂白剤をして洗い流すのもセットですね。」「“肉を洗うのか”と驚くリプがたくさんついてるけど、ネットにあるレシピには洗えと指示しているものが少なくないような。私は洗わんけど。それよりも、使った後のマナ板や包丁は必ず熱湯で消毒するようにしています。それをやらないでサラダとか生で食べるものを調理するのは危険かな。」
「肉を洗うことは少ないし、ましてや既に料理ができていて且つ、料理が周りにある状態で生肉を触らないと思うんです。
シンクだって洗いますし、そんなこと言っていたらキリが無いと思います。
まな板が包丁で傷つく度に買い換えるんですか?って話しですよ。傷ついたまな板には菌が繁殖しやすいから。」「私の住むマレーシアでは必ず洗えと言われます。。。どんな不衛生なところで捌いているかわからないからと。洗わないで調理してたら、地元の人に引かれました。」
鶏肉を洗うこと自体に驚く人、どうしても洗いたいという人、地域や国によって条件が異なるのではないかという人などさまざまな意見が見られた。
こういったことは時と場合によってなにが絶対的に正しいと言えるものではないが、夏はただでさえ細菌が増殖しやすい季節。食中毒にはくれぐれも注意したいものだ。
※画像はTwitterから引用しました
https://twitter.com/waki1711/