老舗声優雑誌「Pick-upVoice」が休刊を発表  Twitter上で悲しみの声あつまる

  by 中将タカノリ  Tags :  

8月16日、声優雑誌の「Pick-upVoice」がTwitterのオフィシャルアカウント上で休刊を発表した。

同誌は1997年に「h㎥(エッチエムスリー)」として創刊。その後「h㎥ SPECIAL」、「Pick-upVoice」と名前を変え22年間にわたり発行されていたが、8月26日発売の10月号をもって休刊する。

https://twitter.com/PuV_official/status/1162283295708606464?s=19

「「お知らせ」 1997年8月に「h㎥」として創刊、その後「h㎥ SPECIAL」、現在の「Pick-upVoice」として22年間にわたり発行してまいりましたが、諸般の事情により8/26発売をもって休刊する事になりました。
ご愛読いただきました読者の皆様には、心より厚くお礼申し上げます。」

創刊時の運営会社、音楽専科社の破産など紆余曲折を経ながらも平成の声優ブームを支えた老舗雑誌の休刊発表に、Twitter上では数多くの悲しみの声が上がっている。

「とても寂しいです。いつも写真やインタビューのクオリティが高く、個人的にはDear Girl~Stories~をしっかり特集してくれるほぼ唯一の雑誌ということでとても感謝していました。廃刊ではなく休刊とのことですので復刊を心待ちにしております。ひとまず編集部の皆様お疲れ様でした。」

「最近知ったばかりでしたが、過去の記事などを見たところ、よくDGSのことを大きく取りあげてくださった雑誌だったので、とても残念です…。
休刊ということは、またいつかお目にかかれるのでしょうか…?もしそうであるなら、その時を期待しております
短い間でしたが、ありがとうございました!」

「え…うそ…
私の大好きな雑誌…
毎年Kiramuneを特集してくださっていた大好きな雑誌…とても寂しいです。
今まで多くの幸せを運んでくださりありがとうございました。」

「よく水樹奈々さんや田村ゆかりさんが表紙の時に買わせて頂きました!他の雑誌とは違うグラビアやインタビューが好きでした。また、復活される事を楽しみにしてますm(_ _)m」

「とてもお世話になりました。ありがとうございました。Dear Girl~Stories~を唯一特集して頂けたり、神谷さんやkiramuneに関してたっぷりの記事と素敵な写真で私たちを楽しませてくれた事は絶対に忘れませんし、復活する日を待ち望んでおります。」

老舗雑誌だけあって、反響の中身を見ると実に幅広いファン層がいることを感じさせられる。

インターネット全盛の現代、紙媒体主体のメディアはジャンルを問わず苦戦を強いられている。しかし今回の発表は“廃刊”ではなくあくまで“休刊”。これまで数々の困難を乗り越えてきた「Pick-upVoice」がいつか新しい形で復活してくれることを期待したい。

※画像はTwitterから引用しました
https://twitter.com/PuV_official/

中将タカノリ

■シンガーソングライター、音楽・芸能評論家 ■奈良県奈良市出身 ■1984年3月8日生まれ ■関西学院大学文学部日本文学科中退 2005年、加賀テツヤ(ザ・リンド&リンダース)の薦めで芸能活動をスタート。 歌謡曲をフィーチャーした音楽性が注目され数々の楽曲提供、音楽プロデュースを手がける。代表曲に「雨にうたれて」、「女ごころ」(小林真に提供)など。 2012年からは音楽評論家としても活動。さまざまなメディアを通じて音楽、芸能について紹介、解説している。

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