【動画あり】暑い夏を乗り切るための夏アイテムを厳選紹介!

  by 古川 智規  Tags :  

梅雨が明けたらいきなりの熱中症注意報がスマホから流れてきてため息をついた方も多いはず。
今年の夏アイテム紹介記事は残暑厳しい秋口まで使えそうなものを集めてみた。この夏を快適に過ごすために参考にしていただければ幸いである。
まずは全商品を動画でまとめてみたのでご覧いただきたい。約1時間と長い動画なので、お時間のある時にゆっくりとご覧いただきたい。

■暑い夏を乗り切るための夏アイテムを厳選紹介!
https://youtu.be/X0TJl46icPY

ショップジャパン ここひえ

ショップジャパンブランドでおなじみのオークローンマーケティングが発売するパーソナルクーラー「ここひえ」からスタートしよう。
本品は熱交換で部屋の空気の温度を下げるエアコンではなく、気化熱を利用して冷気を送るいわゆるスポットクーラーである。よって、室温を下げる能力はない。しかしエアコンとの併用によりより快適に夏を過ごすことができるので取り上げた。
原理は簡単で、背面からファンで空気を送り水に浸したフィルターを通る際に水が蒸発することにより送り込まれた空気の温度を下げて、前面から送風する。
側面に水タンクがあり、満タンにしてもかなりの勢いで水が減る。エアコンで除湿されている状態での使用ということを差し引いてもかなりの消費量だ。よって出てくる空気はかなり冷たい。風量は3段階切り替えで、水タンクの内側から照明が照らされる。この照明の色を変えることも切ることもできる。このライトはムードライトとしても使用できるほか、タンクの水がなくなると点滅するお知らせ機能も兼ねている。
本品の最大の特徴はラジエーター部の容量が大きく(フィルター部に含むことができる水の量が多い)本格的な仕様でありながら、電源はUSBから供給するために、付属のACアダプターのみならず手持ちのパワーバンク(モバイルバッテリー)でも駆動可能なことだろう。家庭内のみならず、アウトドアでも使用可能なので活用範囲は広い。
出てくる冷風は加湿されているので、オフィスで使えば乾燥対策にもなるので女性にもおススメだ。自分一人でよければ併用することによりエアコンの設定温度を数度上げることができるので、電力の節約にもなる。本品の消費電力はUSBで駆動できる程度なので誤差の範囲内に収まる。潤いのある涼しさを体感していただきたい。

メディプラス ノンシリコンシャンプー・ウォッシュパウダー

暑くて汗でベタベタの顔と髪周りをきれいにさっぱりしたいという思いからメディプラスの2品を紹介する。
メディプラスのノンシリコンシャンプー(写真左)は、今年発売の新商品でシャンプーとコンディショナー、地肌ケアの3つが1本になったオールインワンシャンプーだ。プロのモデルさんによると「わざわざ2本や3本を使いたいわけではなく、そういう機能が必要だから使っているという面は否定しません。高機能なもの1本で済むのであればそれに越したことはありません」とのことだったので、女性も時短を求めているのかもしれない。
男性が使用してもしっかり洗えて、「きれいさっぱり」という表現がぴったりな使い心地なので、ペアで使用してもいいのではないだろうか。
写真右のウォッシュパウダーは、洗顔用のパウダーだ。男性にはなじみがないかもしれないが、前出のモデルさんは「酵素パウダーは本当にいいんですよ。どこのメーカーのものでも少しお値段は張りますけどモノはいいですね。私もずっと使えるものならば使いたいです」と、ちょっと背伸びしてでも使いたいのが酵素パウダーなのだそうだ。
元が粉だが、動画でご覧いただいてわかる通り少しの風で舞い上がるほどの軽さは、泡立てるとその違いが一層わかる。液体のものよりもしっかり洗える気がしたが、洗顔後につっぱることなくさっぱりとしている感覚は、毛穴の中まで酵素パワーで洗い流せるという触れ込み通りだった。
同社の製品は男性も使用することができるユニセックスものものが多いので、機会を改めてカテゴリー別に紹介したい。

リベルタ クーリストシリーズ

リベルタのクーリストシリーズは夏に向けたまさに旬の新商品である。
写真左のインバスボディクーラーは、風呂上がりの体にジェルを塗り込み、シャワーで流すだけで体感温度が劇的に下がる。もちろん、物理的な温度を下げるわけではないので、あくまでも体感での話だが暑い夏に部屋のエアコンをつけていても風呂上りは汗が噴き出てそれだけで不快だ。その不快さを少しでも肩代わりしたいという同社の思いが実現した製品だ。類似品は多くあるが、本来女性に向けて開発された製品だけあって、8種類の植物エキスを配合しているのが特徴だ。パッケージも香りも女性向けだが、男性が使用しても全く問題はない。
写真右のスカルプクーラーは、頭皮用のクーラーだ。ドライヤーで髪を乾燥させる際に熱風が頭皮に当たり熱いと感じる女性が多いということから、頭皮をクールに保つ本品が開発された。男性用化粧品には以前からヘアトニックがあるが、それの女性版といえなくもない。使用してみたが、ヘアトニックよりも刺激が少なく香りも強くない。女性はもちろんだが、ヘアトニックの香りが強すぎると感じる男性にも最適の選択ではないだろうか。

米国製チョコレート アンデス

鈴商が輸入販売する米国製のチョコレート「アンデス」を紹介する。夏向けに何でチョコレート?と思われるかもしれないが、元気をつけるにはチョコが一番なのと、実は今回紹介する3種類のチョコのうち2種がミントチョコなのである。
チョコミントはアイスクリームの世界でも夏の定番のうちの一つ。しかし元祖はアイスではなくチョコ。
まずは写真右側。こちらはミントではないが、日本では珍しいオレンジのチョコ「チョコラティ オレンジ シン」。2層建てのチョコなのは共通だが、口に入れた瞬間に広がるオレンジの香りがさわやかで、ミントが苦手な方にはこちらをおススメ。
写真中は「ミントパフェ シン」は、ミルクチョコをミントチョコでサンドしたさわやかなミントチョコだ。
そして、写真左は「クリームミント シン」。ミントパフェとは逆の構造で、ミントチョコをミルクチョコでサンドしたもの。
いずれの製品もアメリカンなチョコレートなので、全体的に味がストレートでがっつりと主張してくるので口に入れた瞬間からさわやかさが実感できる。暑い夏にミントやオレンジの清涼感あふれるチョコで一息入れて元気を注入してみてはいかがだろうか。

京都エモーション NH4+アナザースキン

以前に海外旅行シリーズ香港・マカオ編で紹介したインソールは驚異的な性能だった。今回はその時にサイズの関係で試すことができなかったシャツを試してみた。結論から言うとこちらも驚異的な性能を誇るシャツであったことから今回取り上げることにした。
プレスリリースによると、2週間着続けてにおいがしなかったというウソみたいな触れ込みだったために、今回は記者が2週間洗わずに着続けて試してみた。ただし、お風呂に入らないわけにはいかないので、風呂には入るがシャツは洗わずにそのまま着続けた。
結果は動画でもお伝えしたように全くにおいは感じなかった。
速乾性も特徴だということだが、着ていて汗をかいてもすぐに乾きしかもにおいがしないというウソみたいな結果。そして洗濯をすると、脱水が終わって洗濯機から出した状態でほとんど乾いている。そのまま30分程度部屋干しすれば完全に乾く。洗濯機から出した状態で着てしまってもすぐに乾きにおいがしないので、結論としては乾かす必要すらないというのが正直な感想だった。
短期間の旅行であれば、これ1枚着続けても問題にならないだろうし、ホテルのシャワーで軽く洗い部屋に置いておけばちょっと一服している間に乾いてしまう。
ちなみに、2週間着続けてもにおいはしないが、汚れないわけではないので、その点は誤解のないように。洗濯はまめにしよう。

コンビ 果樹園のすっきり青汁

ベビーカーやベビー用品のブランドで有名なコンビはなにもベビー用品だけを扱っているわけではない。子育てをするママに向けた商品も多く開発している。ママにも元気に健康的に子育てしてほしいという同社の思いが詰まった「果樹園のすっきり青汁」は以前にも紹介したことがある。今回再度取り上げるのは子育て中のママに限らず、暑い夏に水分補給と同時に万人に美味しく栄養補給していただきたいからだ。
見た目は確かに青汁なのだが、そう呼ぶことに疑問を感じるほど美味しいので、個包装されたパウダーを持ってコンビニで買い求めたミネラルウォーターにそのまま入れてゴクゴクと飲んでほしい。
香りと味はマンゴーそのもので、青臭さがないと言えばウソになるがほとんど感じないほどの甘さと美味しさなので、だまされたと思って一度飲んでいただきたい。癖になる自然の甘味に水のありがたさを感じることだろう。
同社の化粧品等の商品は季節を改めて紹介したい。

レイメイ藤井 反射式天体望遠鏡

夏休みは子供にとって楽しい期間ではあるが頭痛の種は「自由研究」。研究のネタがなく相談される親にとっても頭の痛い問題だろう。
そこで、大人もはまる天体観測はいかがだろうか。
天体望遠鏡は屈折式望遠鏡と反射式望遠鏡に大別される。レイメイ藤井では両方の各種天体望遠鏡を取り扱っているが、今回紹介するのはコンパクトな反射式天体望遠鏡。原理は天文台にある大型の天体望遠鏡と同じだ。しかも、デジタル時代に合わせてスマホをセットするブラケットが付属しているので撮影や記録は簡単。天体観測に特化した同社開発のスマホアプリ「星どこナビ」を使えば、目的の天体の位置も比較的簡単に見つけることができるばかりか、自由研究に役に立つ天文知識もふんだんに詰め込まれているのであらかじめパパが読んでおくことをお勧めするほどの充実ぶりである。
ただし、子供向けの天体望遠鏡とはいえ光学機器であり、高機能な反射式望遠鏡は最初の設定がシビアである。ここはパパの出番で、子供に威厳を見せるべきところであろうか。ちなみに取扱説明書の他にアプリでも設定方法が解説されているので大人がやれば難しいことはない。

簡単に観測できる月あたりは、スマホでも撮影できるし200-300mm程度の明るい望遠レンズがあれば一眼レフで撮影することも可能だ。そういう観測で自由研究に臨んでもいいが、記者オリジナルの自由研究のネタを紹介する。いわば、理科と社会を組み合わせた研究である。
写真は夏の星座であるさそり座のα星「アンタレス」である。東京でも肉眼で見ることができるので望遠鏡で見つけやすい。同社のアプリのカメラ機能は天体撮影に特化したものなので、低感度で比較的画像を荒らさずに撮影することができる。それを拡大したものである。
さて、アンタレスは地球から約550光年離れている。換言すれば、550年前の姿を今見ていることになるので、あたかもタイムマシンのような状態である。このアンタレスを観測し続けて位置や見え方を記録していくのは理科の分野だ。
550年前の光を見ているということは、アンタレスを約550年前に出発した光ということができ、その時に日本はどういう状態であったのかということを調べるのが社会科の分野だ。550年前といえば、応仁の乱があったころで時は室町時代末期、戦国時代に入ろうという時代だ。この時期の守護大名や足利将軍たちが戦火を交えているころに発した光が今見えていると考えると不思議である。こうした複合的な要素を関連付けて考えさせるのも家庭での教育ならではといえるのではないだろうか。ただし、歴史は時によりあるいは発見された史料やその後の研究により定義が変わることがよくある。昔の教科書で習ったことは今では定説ではないこともあるので、子供の教科書に準拠して教えてあげよう。
また、あまりにも遠い星を頑張って観察した場合、その時の日本がという議論は成り立たずヒトさえ出現していない時代になってしまう。例えば私たちの天の川銀河から最も近い大銀河であるアンドロメダ銀河を観測した場合、約254万光年離れているのでまだ地球上にホモサピエンスは誕生していない。社会科の歴史ではなく、理科の氷河期の地質学の方が近いかもしれないがそれも面白い。なお、アンドロメダ銀河は本品でも観測可能であれが、銀河の渦巻きを見ようと思えばもう少し大きな口径の望遠鏡が必要である。天文台に出向いてみるのもいい学習だろう。

今回は夏向けのアイテムをいくつか紹介したが、読者のライフスタイルに合うものが見つかれば幸いである。
引き続き今度は秋向けのアイテムを探して、本シリーズは次回秋にお目にかかることにする。

※写真および動画はすべて記者撮影・収録

乗り物大好き。好奇心旺盛。いいことも悪いこともあるさ。どうせなら知らないことを知って、違う価値観を覗いて、上も下も右も左もそれぞれの立ち位置で一緒に見聞を広げましょう。

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