星野和之さんが吉本興業を辞めた理由は給料トラブル!? 告発ツイートにバンビーノ石山さんも同調

7月20日、タレントの星野和之さんが自身のTwitter上で、昨年10月まで所属していた吉本興業を辞めた理由を明かした。

「月の給料が振り込まれていなかった。当時レギュラー番組をやっていたので手違いだと思ってと吉本の社員に電話すると
「金の事で文句言うなら辞めていい。生活費は親から借りたらいい」
12年間所属した吉本興業を昨秋やめた時の最後の電話です。」

給料が振り込まれていなかったため社員に確認したところ、誠実に対応してもらえなかったとする内容だ。

星野さんは2006年から吉本興業に所属してバックスクリーンというお笑いコンビで活動しており、2015年の解散後はピン芸人に転じていた。


https://twitter.com/bkshoshino/status/1152505474085838848?s=19

宮迫博之さん、田村亮さんが一連の闇営業問題に関し吉本興業を告発する記者会見をおこなった直後ということもあり、このツイートは大きな注目を集めている。同事務所の後輩だったバンビーノ石山さんはじめ関係者やファンのコメントの一部を以下に紹介する。

バンビーノ石山さん

「星野さんも未払いあったんですね。レギュラーでもたまにそれありますよね。」


https://twitter.com/ishiyamantohihi/status/1152506196433096704

「吉本と芸人の関係はマネジメント契約だから雇用関係ではなく労基法も最低賃金法も関係ない。
と言うのが吉本の言い分だろうが、「では、芸人を個人事業主として扱ってるんだな」と言う話になると、「下請法」が適用されるはずで、支払遅延は明らかに違法。
相手も弁護士はいるが、戦う価値はある」

「吉本のすっとぼけ面の役員が「吉本はファミリー」と言っていましたが、会社が親で芸人が子だとすれば「親から借りろ」ということは会社が貸してくれるんですよね? 子から利子を取る親なんていませんから当然、無利子ですね。というか、都合のいいときだけファミリーを使うじゃねぇよと言いたいです」

「何年か前、地元の文化センターで「よしもとお笑い祭」?があり、とても楽しませてもらいましたが、その数時間前に他県(かなり遠く)の町で全く同じ内容のライブがあったことを後から知り驚きました。長時間移動のあと休憩も取れず舞台に立たされたんか、よしもとは随分人使い荒いんな、と思いました」

「昨日の宮迫&ロンブー亮の会見を観る限りでは吉本興業のブラックさが明白になりましたね。星野さんの件もそうですが、労働に対する対価が支払われないのは違法で労働基準監督局が動く案件ですからね。
…いざとなったら、雇用契約は結んでいなかったって言ってシラを切りそうですが」

「吉本創業を描いたNHK『わろてんか』では、芸人を物としかみない競合他社から、吉本が芸人を引き抜いて(吉本に異動してきて)、その他社が傾いてましたよね。
それを思い出しました。
逆の立場になる日が来るとは、、、
吉本せいさんも、夢にも思わないでしょうね」

7月22日には宮迫さん、田村さんの行動に応じる形で吉本興業の岡本昭彦社長が記者会見を開く。会社として体質改善に取り組む用意はあるのだろうか。

※画像はTwitterから引用した
https://twitter.com/bkshoshino

中将タカノリ

■シンガーソングライター、音楽・芸能評論家 ■奈良県奈良市出身 ■1984年3月8日生まれ ■関西学院大学文学部日本文学科中退 2005年、加賀テツヤ(ザ・リンド&リンダース)の薦めで芸能活動をスタート。 歌謡曲をフィーチャーした音楽性が注目され数々の楽曲提供、音楽プロデュースを手がける。代表曲に「雨にうたれて」、「女ごころ」(小林真に提供)など。 2012年からは音楽評論家としても活動。さまざまなメディアを通じて音楽、芸能について紹介、解説している。

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