ゆりやんレトリィバァ、アメリカで人気者になれるかなぁ、なれないかなぁ?!

  by あおぞら  Tags :  

アメリカに住んでいながら、ゆりやんレトリィバァが『アメリカズ・ゴット・タレント』に出演していたのは知らなかった。灯台下暗しとはこのこと。

メディアでは「ドン引き」「大受け」と評価真っ二つとのことで、その動画を見てみたのだが、ゴメン、ゆりやん、及びゆりやんファンの皆様、私はねぇ、数分のそのパフォーマンスをのっけから見ることが不可でございましてね、見るに堪えないというのが正直な感想。

記事ではゆりやんの語学力を評価していたようだが、英語を習得するのはそんなに甘くないぞ!英語力を評価した人たちは英語が話せるのだろうか?ちょっと手厳しく言わせてもらうと、英語を少しかじった人たちはゆりやんの英語を聞いて「出来る?出来るんじゃない!」と思っているかもしれないが、ゆりやんは要領が良いだけで、英語が出来る振りをするのが上手い!というのが今の現状ではないだろうか。

実際、パフォーマンスを終えて審査員のサイモン・コーウェルがイギリス訛りの英語で”What bloody hell was that!”とゆりやんの顔も見ず、下を向いて心底イヤそうに言ったのに、ゆりやんはその意味を理解せず”Thank you very much!”と褒められたと思って喜んでいる様子。

サイモンが言った言葉は『血まみれ地獄のそれはなんだ!』と大否定しているのだ。

こういう言い方は初めて聞いたので検索してみるとイギリス人が使う言葉らしく、アメリカ人やカナダ人は使わないらしい。それにしても、もしゆりやんが英語が本当にわかるのであれば、血まみれ地獄のBloody Hellを聞いた時点で落胆するはずなのだが….

ただ、発音もいいし、度胸もあるし、英語を習得するのはかなり早いと思うけど、アメリカで受けるのに日本人の場合、別に英語が話せようが話せなくても関係ないと言える。事実、近藤麻理恵がアメリカのトークショーに出演した際、通訳が隣にいたのだ。片づけコンサルタントという才能があれば、テレビ出演しても日本語の上に英語をかぶせても放映できる。

まぁ、ゆりやんはコメディエンヌだから英語が話せた方がいいけど、パフォーマンスに英語力をアメリカ人は求めていないだろうし、日本人が英語が下手なのは周知の事実。

そして、ゆりやんレトリィバァと既にニューヨークに居を構えた渡辺直美が、どちらがアメリカで成功するか?のような議論もされているようだが、渡辺直美の方がアメリカに受け入れられると思う。

理由はKawaii!このKawaiiはオシャレな若い女性には認知されるている日本語。渡辺直美はビジュアルがいいのだ。太っていても、それがキャラクターのようだし、ゆりやんと違い場の空気が読める。

それに日本では太っていることを女芸人として笑いの要素としているが、アメリカではこれが微妙に難しいし、ややこしい。あまり、容姿についていじるとそれが『偏見』につながっていくのだ。社会的に偏見は受け付けないように建前上はなっているのだ。

『アメリカズ・ゴット・タレント』の4人の審査員のうち、右から左に向かって審査員の力の強弱がある。ゆりやんの顔も見ないでイヤそうに”Bloody Hell(血まみれ地獄)”と言ったイギリス人のサイモンは✖を出し、隣のダンスサーで女優でもあるジュリアン・ハフも✖、隣の女優のガブリエル・ユニオンも✖、ただ一人ゴーサインをだしたのはカナダ人のハーウィ・マンデル。ただ、この人、審査員としても本業のコメディアンとしてもセンスがない!

ゆりやんのパフォーマンスを終わった時点で、このカナダ人コメディアンが立ち上がって応援していたので、ゆりやんは皆絶賛と勘違いしたのかな?

いずれにしても観客も大して笑いのわかっていない人たちで、周りに同調する感じが多いレベルの観客。

ゆりやんと、ゆりやんファンの皆様には耳をふさぎたくなるような文字の羅列だろうけど、アメリカはゆりやんを受け入れないと思いますよ。ゆりやんはどちらかというとグロテスクと感じられますね、アメリカでは。

では、渡辺直美?
Yes!だと思いますよ。人気者になるのは難しいかもしれないけれど、まぁ、それだけアメリカのエンタメは厳しいし、競争も凄いのですが、強いて二人で勝敗をつけるとしたら、圧倒的に渡辺直美と見ますね。

いやぁ、ゆりやんレトリィバァのあのパフォーマンスはアメリカ在住の日本人は凝視できないほど恥ずかしい…と思いますよ。

サイモンの言う血まみれ地獄の言い分もわかる気がする。

もう一回、ゆりやん、及びゆりやんファンの皆様、勝手なる意見をお許しください!

ニューヨークから発信しています