おっちょこちょいな猫のトムと、頭脳明晰なネズミのジェリーが織りなす笑いあり涙ありのドタバタコメディー。
老若男女に愛され1940年から続く人気アニメ『トムとジェリー』が今回、音楽劇『トムとジェリー ~夢よもう一度~』として世界で初めて舞台化されることが決まった。
短編アニメ集第1期のラスト作品『夢よもう一度』をベースにオペラの名作『天国と地獄』の要素を取り込み、コメディアニメとオペラを融合したドラマティックなストーリーに仕上がっているそうだが、なにより話題になっているのはその出演者。
会場によって異なるが、トム役をココリコ・遠藤章造さん、バッファロー吾郎・竹若元博さんらよしもと芸人が、ジェリー役を松本幸大さん、山本亮太さん、松崎祐介さんらジャニーズアイドルが務めるという奇想天外なキャスティングなのだ。
猫やネズミを人間が演じるだけでもじゅうぶん奇想天外だが、よりによって日本の芸能界を二分するよしもと芸人とジャニーズアイドルがそれを担当するとはなんとも恐れ入った趣向ではないか。
個人的に猫役が似合うよしもと芸人と言えば池乃めだかさんをおいていないのだが、それはともかく今回の発表にともない『Twitter』上では
「・アンビルで顔面潰される遠藤
・ショットガンで頭が吹っ飛ぶ遠藤
・尻に針をぶっ刺される遠藤
兎にも角にも厳しい舞台なのは分かった」「は?は? いろいろつっ込むところしかないんですが(笑)(笑)」
「トムとジェリー、ココリコ遠藤主演で舞台化って絶対面白いだろ 字面だけでもう面白い」
「ちゃんと舌伸ばせるんか?」
「めちゃくちゃ過ぎて逆に草生えた 」
など驚きのコメントが相次いでいる。
なおココリコ・遠藤さんは本公演に
「舞台作品に出演経験が全くないのですが、トム役として、お声がけいただき、大変光栄に思っております。
周りの出演者の方と一緒に楽しい舞台を作っていきたいです!
また、トムの表現力の豊かさがとてもユニークで好きです。
トムとジェリーは、いつも些細なことでケンカをするが最終的に仲直りするところは、大人になった今でも自然に笑顔になれる作品だと思っております。」
とコメントを寄せている。
果たしてよしもと芸人とジャニーズアイドルたちによって『トムとジェリー』はどのような新解釈がなされるのだろうか。
音楽劇『トムとジェリー ~夢よもう一度~』
【会場・日時】
8月3日~8月11日御園座(名古屋)
9月12日~9月16日Bunkamuraオーチャードホール(東京)
10月17日~10月20日クールジャパンパーク大阪WWホール(大阪)【出演者】
遠藤章造、竹若元博、松本幸大、山本亮太、松崎祐介、増田惠子、佐藤正宏、稲葉光、秋山大河、寺西拓人、渡辺大輝、岸本慎太郎、おばたのお兄さん、もう中学生、湖月わたる、緒月遠麻、山下リオ、中島早貴など【チケット情報】
公式WEBサイトhttps://www.musical-tomandjerry.jp/