新月に先行発売で満月に全国発売!ピノとコラボした『マイクプレミアム ピノ ストロベリームーン味』試食レポート

  by 古川 智規  Tags :  

ジャパンフリトレーは森永乳業の新商品「ピノ ストロベリームーン」とのコラボで「マイクプレミアム ピノ ストロベリームーン味」を6月3日から全国のコンビニで先行発売する。(全国発売は同17日から)
ストロベリームーンは恋愛運上昇という「ご利益」があるとされる。

両商品に名称にもなっているストロベリームーンとは何のことなのか。
日本ではなじみのない言葉だが、一般的に6月の満月をさす通称である。由来は定かではないが、あくまでも俗称であり天文学的な裏付けのある学術用語ではない。
しかし月には不思議な力があると古代から信じられ、人の感情をも左右するといわれているほどなので、特に満月や新月の力に期待するというのはまんざら非科学的な迷信と一刀両断にできない側面もあるだろう。
ところで、6月の満月をストロベリームーンというが、正確には夏至のころの満月がそうなる可能性が高い。2019年の日本における夏至は6月22日で、直近の満月は6月17日。だから発売日を6月17日にしたのだろうか。またポップコーンのコンビニ先行発売日とピノの発売日である6月3日は夏至直近の新月である。この2つの発売日にも神秘的なものを感じる。

ではなぜ夏至の満月がストロベリームーンなのか。なにも満月がイチゴのように真っ赤になるということではなく、赤みあるいは黄色みのさした月になることが多い。赤くなるのは日が沈む時の夕日と同じ理屈である。すなわち、太陽が地球の観測地点から見て低い位置にあるとき太陽光線は真上から照らす時よりもより多くの大気を通って地上に届く。太陽の光は虹の現象でわかる通りいわゆる七色の光なのだが、波長の長い青い光の成分は大気に吸収されて地上には届かず、反対に波長の長い赤い光の成分だけが人の目に届くので赤く見えるのである。月の光は太陽光の反射なので、理屈は同じで多くの大気を通過する低い位置にあるときは赤く見える。
ではなぜ夏至なのかというと、北半球の夏至は昼間は太陽の軌道が高く、夜になると反対に月の軌道は低くなるからである。これは地球の地軸が公転面に対しておよそ23.4度傾いているからなのは中学校の理科で習ったとおりである。

「ピノ ストロベリームーン」は、アイスにしては甘さよりもストロベリーとラズベリーの甘酸っぱさの方が強く感じられ、暑い日にはぴったりのさわやかさだ。もちろんコーティングしているチョコレートもラズベリーチョコ。隠し味はライチ果汁とのこと。
一方、「マイクプレミアム ピノ ストロベリームーン味」はプレミアムの名にふさわしい密封できるパウチ付きのパッケージ。自立できるのでデスクにおいておいても神秘的だ。見た目が宇宙食かと思わせる。味はストロベリーを主としたキャラメル味でこちらは隠し味がラズベリー。ポップコーンの形もおおむね丸形、色もピンク色でストロベリームーンをイメージしている。

月に神秘的な力を感じるか信じるかはあなた次第だが、6月の結婚をジューンブライド、今回取り上げたストロベリームーンすなわち6月の満月を英語圏ではハニームーン、新婚旅行をハネムーン(綴りはハニームーンと同じ)等々、恋愛の成就と全くの無関係とも言い切れない6月の満月をアイスとポップコーンに思いを乗せて味わってみてはいかがだろうか。

※写真はすべて記者撮影

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