5月22日、ソフトウェア開発企業の米Panicは、携帯ゲーム機『Playdate』を発表しました。2020年に149ドル(約1万6300円)での発売が予定されています。
本体は黄色で、液晶は白黒、A・Bボタンに十字キーというお約束のような外観ですが、ある部分に違和感を覚える人は10人中10人ではないでしょうか。誰しもが違和感を覚えるのが、本体横につけられたグルグル回るクランク(ハンドル)です。このクランクはコントローラーの一部として機能します。クランクをグルグル回してプレイするゲームもあれば、全く使用しないゲームもあるとのこと。
About those games. We reached out to some of our favorite people, like @KeitaTakahash, @bfod, @helvetica, @shauninman, and many more.
Here's a peek at one: Crankin's Time Travel Adventure, from Keita. It's fun and funny. pic.twitter.com/0Ibwqr5k3I
— Playdate (@playdate) 2019年5月22日
https://twitter.com/playdate/status/1131307589587701760
同社の『Twitter』でチラッと紹介されたのが、『塊魂』で知られる高橋慶太さんの『Crankin’s Time Travel Adventure』。このタイトルはクランクを使って遊ぶタイプのゲームだということです。
『Playdate』でプレイ可能なゲームについては、12週間を1シーズンとし、毎週1タイトルが配信される仕組みになっています。どういったゲームが配信されるかは、実際に配信されてからのお楽しみというサプライズになっています。最初の1シーズンのゲーム価格は本体価格に含まれているので、別途支払う必要はありません。シーズン制のゲーム配信とは、まるで海外ドラマのようですね。
But here's the trick: every game is a secret. They're all included with system, and they will be delivered to you each week, for a few months.
Our dream is simple: that you wake up on new game day excited to see what you can play next. pic.twitter.com/gq6woriP4h
— Playdate (@playdate) 2019年5月22日
https://twitter.com/playdate/status/1131307594939654144
配信予定ゲームのタイトル画面も一部公開されています。
We've worked on this for four years. We've learned so much — well, there was so much we didn't know. It wasn't all smooth sailing, but little by little we created this thing. And today, we're announcing it to the world, and shipping it in early 2020. pic.twitter.com/B5GwLAMxt0
— Playdate (@playdate) 2019年5月22日
https://twitter.com/playdate/status/1131307603265347584
ゲームというソフトウェアの開発と、ゲーム機というハードウェアの開発は、やはり似て非なるものだったようで、ここまでこぎつけるのに4年の歳月を費やしたそうです。
※画像とソース:
https://play.date/media/