1月13日放送の情報バラエティ番組『ワイドナショー』(フジテレビ)が、1月12日に歌謡コーラスグループ純烈を脱退した友井雄亮さんが過去に複数の交際女性との間にDVや金銭問題を抱えていた問題について取り上げた。
純烈とは共演経験があるという松本人志さんが
「残念ですけどね……おそらく前から握ってたんでしょうね」
と切り出すと芸能リポーターの長谷川まさ子さんは
「私、紅白のリハーサルの取材に行ってたんですけどもそれが29日、30日だったんですね。その時に文春のスクープしか扱わない記者の姿がありました。かなり前に(情報を)つかんでたかも知れないので、紅白の前に出してしまうと紅白出場が無くなるという配慮もあったかもしれない。逆に、紅白の後に出した方がインパクトがあるだろうということも考えてのことだと思います。」
とこの問題をスクープした『文春』記者を『NHK紅白歌合戦』(NHK)のリハーサル時に目撃していたことを告白。
過去に同記者に元カレ問題についてスクープされたという指原莉乃さんも
「私の目の前にいました。潜入してるわけじゃないんですけど。(過去に)直撃されましたもん。一生顔忘れん。」
と苦虫を噛み潰したような表情で当日の状況を補足説明した。
また作家で社会学者の古市憲寿さんは
「大けがをさせたとか、DVという言葉より明らかに犯罪に近いと思う。A子さんに聞かなければいけないと思うし、そのケアもしなければいけないと思うんですけど、一方でファンからしてみると友井さんが辞めることってどういう意味なんだろうって。それでも応援したい人もたくさんいたんじゃないかって思うと、そこはバランスが難しいと思います。」
と、2016年に複数の女性との不倫が原因で離婚し、元妻へのモラルハラスメント疑惑も取りざたされた乙武洋匡さんは
「僕自身は彼を非難できる立場にはないし、僕自身も過去は変えられないのでそこからの生き方を変えていくしかないし、こういうニュースを見るたびに背筋が伸びる思い。」
とそれぞれ別個の視点から感想を語るなど、この問題の持つ多面性があらためて浮き彫りになった。
さらに添えると、今回の情報をリークしたのは被害の当事者ではない第三者で、友井さんからDVを受けた被害女性『A子』さんは、過去のことになりつつあった問題が大々的に報道されたことで困惑し精神な不調をきたしてきるという。
友井さんにすべての原因があることはもちろんだが、言論の自由、報道の正当性とはなんだろうかとあらためて考えさせられる出来事だった。
※画像は『純烈Official Blog』から引用しました
https://ameblo.jp/junretsu0623/