【VR360空間音声動画】カゴメ『野菜生活100』季節限定シリーズ を順次紹介!その3

  by 古川 智規  Tags :  

カゴメが販売する日本各地の農産物を使用した『野菜生活100』季節限定シリーズの秋冬ラインナップ7種類が決定し9月から販売を開始している。
『野菜生活100』季節限定シリーズは、地域の美味しいものを地方で消費するいわゆる「地産地消」を拡大した「地産全消」をコンセプトにしたシリーズである。
2018年秋冬ラインナップでは季節限定シリーズの「青森りんごミックス」、「愛知いちじくミックスヨーグルト風味」、「有田みかんミックス」、「追熟ラ・フランスミックス」、「デコポンミックス」「長野白桃ミックス」の6種に、福岡県産あまおうを使用した「あまおうミックス」(新商品)を加えた計7種類の商品を順次発売する。これを発売時期に合わせて順次連載で紹介したい。
今回はその第3回として12月4日から発売している「野菜生活100 あまおうミックス」についてレビューする。

まずは試飲動画からご覧いただきたい。
今回は360度全天球カメラで収録したので、マウスやタップでグリグリ回すと全天球をご覧いただけるほか、YouTubeアプリでVRゴーグルを使用すると3Dでご覧いただくこともできる。

■【VR360空間音声収録】季節限定『野菜生活100』シリーズを飲んでみた! その3
https://youtu.be/3DcN6G99IzU

動画でも触れたが、スーパーマーケットでは売れ筋商品のようで、年末特有の新年食材が居並ぶ中で、このシリーズは2つ前のものからもっとも目につく「一等地」に並べられていた。あまおうミックスはこれからなのだろう。

スーパーマーケットで「あまおう」は比較的高額で売られている。
非常に大粒なのが特徴だが、大味ではなく甘いので人気が高い。ここ数十年でいちごはそのまま食べることができるほど甘くなったのは交配による品種改良のおかげ。昔はいちごといえばコンデンスミルクや砂糖をかけて食べる果物だったことを思い出すと農業技術の進歩を感じさせる。
なお、いちごの赤く円錐型をしてるのは茎が変化しもので、種のように見える粒が果実の一種である。また現在食用としているいちごの多くはオランダイチゴ属で、バラ科の草であることから野菜と呼べなくもない。その意味では野菜ジュースにも親和性の高いフルーツとなるのだろうか。

例によってこのシリーズは砂糖や食塩を使用しておらず、野菜と果物100パーセントのジュースだがその味は非常に甘い。
ご多聞に漏れず野菜ジュースだと知らされずに飲むと「いちごジュース」と認識する甘さだ。

さて、あまおうという品種は福岡県で交配され2003年に品種登録されたもので、その名称の由来は「あ」かい、「ま」るい、「お」おきい、「う」まいという言葉の頭文字からきている。

これまで紹介した3種と並べてみた。それぞれの産地の特徴をイラスト化してパッケージが描かれているが、本品もあまおうの産地の一つである福岡市東区の志賀島を望む風景がイラスト化されている。
志賀島は福岡市東部から博多湾を構成する半島として突き出た先にある島ではあるが、砂州により地続きになっており陸路でも海路でも行くことができる。卑弥呼の「漢委奴国王」と刻まれた金印が出土したのも志賀島だ。歴史的にも意義のある志賀島はいちごの産地としても名高く、風光明美な場所であることから選ばれたのかもしれない。ぜひ観光で立ち寄っていただきたい場所でもある。

本品の開封前賞味期限は180日もあるので、いまから夏前までいつでも特別感あふれるイチゴを楽しむことができる。年末年始のどうしても飲食が不規則になりがちな時期に「野菜生活100 あまおうミックス」で存分に自然の恵みを味わい、野菜の摂取の手助けとしてみてはいかがだろうか。

※写真および動画はすべて記者撮影・収録

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