もしも、あなたの子供が「Youtuberになりたい」と言ったら・・・

どうもこんにちは、ひが光司です。

学校や塾で勉強が出来ない子向けに、アニメや漫画を使った学習指導を行っているのですが、今回はそういった子供達が突然「Youtuberになりたい」といった場合の対策についてお伝えしていきたいと思います。

子供が「Youtuberになりたい」

男子中学生が将来なりたい職業の3位にYoutuberがランクインされております。

中高生が思い描く将来についての意識調査2017(ソニー生命株式会社HPより引用)

その一方で、「親が子供になって欲しくない職業」としてYoutuberは断トツ1位にランクインされております。

【質問】30歳以上の親世代が子どもに将来なってほしくない職業
1位 YouTuber…59%
2位 営業マン…11%
3位 ゲームクリエイター…8%
4位 スポーツ選手…7%
5位 公務員…7%

日刊SPA!オンライン記事 より引用

アンケートの対象や母数等が異なるため、一概にはいえませんが、

・Youtuberに憧れる子は多い
・子供にはYoutuberになって欲しくない

という傾向は概ね一致しているといってよいでしょう。

最近、子供の様子がおかしい・・・

もしも、あなたの子供が「Youtuberになりたい」と言ったら・・・

部屋の中で一日中籠っている。食事の時間になっても下に降りてこない。かと思えば、突然大声を発したり、あるいは家中をくまなくスマホで撮影して回っている・・・おそらく動画の投稿が目的でしょう。

それでも、家の中だけでやっているならまだよいのかもしれません。ある日突然、夜中にもかかわらず、

「友達の家に泊まりに行ってくる」
「野宿をしてくる」

大学生くらいであればいざ知らず、中学生。あるいは小学生が夜中に外出するのは大変危険です。また、安易に公園等で野宿を行った場合、犯罪に抵触する可能性があります。当然ですが火を焚いたりする行為等は論外です。

「Youtuberなんてやめろ!」は逆効果(!?)

そんな非常識な行動や発言を繰り返す子に対し、やめるよう伝えるのは保護者として当然の義務だといえるでしょう。とはいえ、言い方を間違えると却ってそのような行動を助長することになりかねません。

確かに(再生数を稼ごうと思って)犯罪に抵触する行為を行うのは間違っているといえます。しかし、

「Youtuberは非常識な人間だ」
「非常識なことをやっている暇があったら勉強しろ」
「医師や公務員になるべきだ」

果たしてこれは子供に注意をしているといえるでしょうか?実は注意と称し「親のエゴを押し付けている」のではないでしょうか?

そもそも、こういった非常識な行動に走る原因は、単なる悪ノリだけではないのです。

「どうせ勉強したって成績が上がらない」
「大学進学なんて無理に決まってる」

そのように将来を悲観した結果、

「YouTubeで一発逆転を狙いたい」

もっといってしまいますと、

自分を否定した親を見返してやりたい

その方法がYoutuberとして世の中に認められる事。そして、その第一歩が「無謀な事をやってでも再生数を稼ぐ」なのです。

逆に、ある程度勉強が出来る子はそのような考えに至りません。

「勉強が忙しい。動画を作っている暇はない」
「大学進学を棒に振ってまでやることじゃない」

そのように考えるわけです。即ち、保護者としてやるべきことは、

YouTubeに逃げなくてもよい環境を与える事

なのです。

YouTube自体は悪くないですが

YouTubeに情報を発信する事。あるいはYoutuberになろうとする事自体は悪い事ではありません。例えば、その子が「歌が上手い」「絵が上手い」といったように、特別な才能がある場合、YouTubeを使って自らのスキルをアピールしていくことは決して悪くありませんし、それで成功した方は実際に存在します。

しかし前述のとおり「再生数が多い=成功したYoutuber」と考え、安易に注目されることそのものが目的化してしまうと非常に危険です。また、実際に才能に恵まれ、Youtuberとして成功する可能性があるにもかかわらず、再生数が伸び悩んでしまった場合、焦って「無謀な行動」に走る可能性があります。

目先の再生数欲しさに犯罪に抵触でもしてしまっては本末転倒です。結果として、その子の将来を奪ってしまう事にもなりかねません。

最初に何をすべきか?

最初から自分のオリジナルコンテンツで勝負するのは非常に難しいといえます。仮にそれで成功したとしても「運が良かった」と考えた方がよいのかもしれません。

しかし、YouTubeを始めた結果が「一発逆転を狙っている」「周囲を見返してやりたい」という場合、どうしても成果が出ないことに焦ってしまう事です。

実は成果が出ないのは当然のことなのです。何故かというと、

他人は自分の事に興味を持っていないから。

もっといってしまいますと、

・他人が成功しようとしているのを見ると癪に障る
・他人が失敗しているのに限って「便乗攻撃」してくる。

のです。

一生懸命やっても成果が出ない。そして無謀な行動に走り、極端な場合は「警察沙汰」になる。そうなると本人の「騒がないでほしい」という気持ちとは裏腹に、徹底的に騒ぎ立てようとします(いわゆる「炎上状態」)。

こういった状態になってしまうと精神的に参ってしまう。精神的な問題だけならばよいのですが、警察沙汰ともなれば社会的な制裁が待っています。そうなると、もう本人だけの問題ではなくなってしまいます。そして、

「悪い奴に文句を言っているの俺は正しい」
「自分の正義が認められて気分がいい」

そういった「野次馬」の格好の餌食になってしまうわけです。では、そのようなリスクを回避するため、最初に何をすべきかといいますと…

他人を応援する事です。

前述のとおり、他人は自分に対して関心をもってくれない。それどころか成功しようとする自分を「意図的に」無視しようとすることさえあります。言い換えれば「自分に関心を持ってくれる他人には興味を持つ」ということなのです。

むろん、むやみやたらに他人を応援する「フリ」をしても成果は出ません。

・なぜ、その人を応援するのか?
・その人に興味を持ち続けられるか?

そういった事を常に考えつつ、応援を続ける。それが自分自身が応援される「最初の一歩」でもあるわけです。

保護者が子供に伝えて行くべき事

「自分を認めてほしい」

何かを始めようとした場合、そのような気持ちは誰にだってあります。しかし、それが強すぎるあまり周囲が見えなくなる。そして独りよがりになってしまう…

それが精神的にも未熟であり、かつ社会に揉まれていない子供であれば尚更のことです。そのような子供に対し、まず親が子供にしてあげられることが何かといいますと、

「相手を認める事の大切さを教える」

Youtuberを目指すからといって、何もYouTubeだけで全てを完結させる必要はありません。前述のとおり、Youtuberを応援するのに使っているのはYouTubeではなくtwitterです。即ち「他者を認める」「相手に喜んでもらう」方法は、一つとは限らないのです。

それを教えるのは「人生の先輩として」親の役割であるといえるでしょう。

Youtuberとして、いつ「デビュー」するか?

このような「応援専用」によって地道にファンを獲得していく。例えば子供が現在、13歳だとします。

「自分の顔を出して本格的に活動するのは18歳から」

このような計画をしたとします。そうなれば、それまでの期間は「顔を出さない」「無謀なコンテンツを作らない」といった方向性が見えてきます。「敢えて不自由な縛りを作るからこそ、今やるべきことがしっかりと見える」のです。

そして、そのような「縛りという目標」が見つかったとき、もしかしたらYouTube以外の方向性が見えてくるのかもしれません。例えば「大学生Youtuber」が目標になった場合、今やるべきことはYouTubeではなく「大学受験」となります。YouTubeはあくまでも「将来に向けた準備」のコンテンツが中心となります。

このように考える事で、無謀な行動や時間のかかる動画作成を抑制することが可能となります。そしてそのような条件を自ら設定することで、例えば単純作業やtwitterを親が管理する。即ち「親子で協力してYoutuberを目指す」ということも可能となるわけです。

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ひが光司@朝食旅人

早起きのためにホテルの朝食巡りをはじめ、「金なし、コネなし、キャリアなし」の状態から朝食会をはじめとする交流会を100回以上開催。 「名刺、自己紹介なし」をコンセプトに出会った相手はごく普通の人からベストセラー作家、カリスマセミナー講師まで500人を超える。   現在は「初対面の相手と「名刺、自己紹介なし」で2時間話す方法」のコミュニケーション方法も指導中。最近、-15kgのダイエットに成功した。   ブログ「東京ホテル朝食日記」(http://ameblo.jp/hotelmo/)は2008年より連載。 電子書籍「ブログが続かなかった私が10年間ブログを書き続けてみてわかったこと」amazonランキング1位獲得(オンラインマーケティング部門)

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