アメリカでは夏になると子供達がウォーターガンと呼ばれる水鉄砲で遊んでいる姿をよく見かけます。ウォーターガンというと加圧式が一般的で価格も手頃なのですが、最近ではそこそこ値の張る電動式ウォーターガンなんかも人気のようです。日本でもウォーターガンを使って遊ぶ“ウォーターサバゲー”なるものがあるようで、ハウステンボスやスパリゾートハワイアンズといったリゾート地でイベントが行われていたりします。
Spyra One | Sneak Preview | Now LIVE on Kickstarter! (YouTube)
https://youtu.be/zLvDJOvwa7k
ドイツのミュンヘンにあるスタートアップ、Spyra社がクラウドファンディングサイトの『Kickstarter』で、次世代型ウォーターガン『Spyra One』のキャンペーンを開始しました。開始25分で目標額の5万1000ユーロ(約643万円)を達成しています。115ユーロ(約1万5000円)の出資で『Spyra One』1つが手に入ります。発送開始はちょうど1年後の2019年8月が予定されています。ただし、発送先は「一部の国のみ」と記載されています。
『Spyra One』はバッテリー内臓の電動式ウォーターガンで、14秒の給水でタンクを満タンにすることができます。タンク満タンで25発撃つことが可能で、1発あたり30mlの水が発射されます。7.5m以内の標的であれば正確に水を発射することも可能です。デジタルディスプレイにはバッテリーとタンク内の水の残量が表示されるので、“ウォーターサバゲー”のような実戦向きのウォーターガンと言えるでしょう。
価格的にも機能的にも、小さな子供のおもちゃという感じではなさそうです。アメリカのフラタニティやソロリティ(日本でいうサークルに相当)に所属する大学生がビーチや湖畔で主催する夏場のパーティー用といった感じですね。前述した“ウォーターサバゲー”を本気で勝ちにいってる人なんかには現状ではベストな選択肢と言えるウォーターガンかもしれません。
※画像:
https://www.spyraone.com/press/
※ソース:
https://www.kickstarter.com/projects/rike/spyra-one-the-next-generation-of-water-guns