松本人志さん・乙武洋匡さんも猛批判 杉田水脈議員の「LGBTは生産性がない」発言

いま、世間を騒がせている杉田水脈衆議院議員の「LGBTは生産性がない」という発言。

7月29日放送された情報バラエティ番組『ワイドナショー』(フジテレビ)でもコーナーを設けてこの話題を取り上げ、盛んに議論がおこなわれた。

今回のコメンテーターは松本人志さんはじめ乙武洋匡さん、長嶋一茂さんら人権や差別問題には一家言を持つ面々ばかり。

特に生まれつき身体にハンディキャップを持つ乙武さんは

「杉田議員の一お考えとして”LGBTは私の中では優先順位が低い。だから税金をあまり使うべきではない”というロジックだったと思うんですけど”それわざわざ言う必要ある?”というのが私の思いで。政治家の仕事って言うのは生きる上で苦しさ、生きづらさを抱えてる人たちの声に耳をかたむけてそれを解消していこうと活動していく姿勢が必要だと思うんですよ。それを生きづらいと声をあげている人たちに対して”いや、あんた達の苦しさなんか大したことないから税金使わないわよ”ってよく言えるなと。一論客ではなく与党の政治家なわけでそれをなぜ言うんだろうと憤りを感じるんですね」

と杉田議員の発言にふれ相当の怒りを感じたことを告白。

その上で

「LGBTでもない、障害もない、今は若くて健康という人だって”あなた仕事でミスが多くって生産性がないからこの国には不要な人材です”って言われかねない。そうやって優性思想って強まっていってナチスのホロコースト(第二次大戦中、ナチス・ドイツがユダヤ人などに対して組織的に行った大量虐殺)につながってるわけですし」

と、今LGBTに向けられている蔑視が実はどのような人に対しても向けられ得るものなのだと警鐘を鳴らした。

乙武さんのコメントをうけ松本さん、長嶋さんも

松本人志さん
「”生産性”って絶対言っちゃいけない言葉ですよね。生産性っていろんな生産があるから別に子供だけじゃないし、なぜこういうことを言えてしまったのかわからないです。

(中略)

こういう人が出てくると”LGBTの話をするとややこしいぞ”っていう風潮になる。二次災害的に」

長嶋一茂さん
「これは人権侵害ですよ。いろんな考え方があると思うんだけど、カップル、夫婦になって子供が産めない、不妊治療で悩んでる人たちだっているわけですよ。そういう人たちに対しても”生産性がない”って言って”生産性がない夫婦だから税金払わない”とでも言えるし、他の考え方するとLGBTのような方たちであっても、子供を産むという生産性はないけど国に対してなにか生産させる可能性はあるわけですよ。

(中略)

少数の意見だからこそ多数の人間が肯定して共存共生していくっていう感覚があるからこそ文明が栄えると言えるんですよ。少数の人たちみんな排除していっちゃう世の中になったら恐ろしい。乙武さんがおっしゃったようにホロコーストの世界になっちゃうわけですよ」

とそれぞれの見地から杉田議員に対して厳しく批判している。

現在のところ杉田議員の『Twitter』アカウントでは

「先日、自分はゲイだと名乗る人間から事務所のメールに「お前を殺してやる!絶対に殺してやる!」と殺人予告が届きました。これに対して被害届を出しました。警察と相談の上、一連のLGBTに関連する投稿は全て削除いたしました。」

というツイートがトップになっている。

※画像は『Twitter』から引用しました

■シンガーソングライター、音楽・芸能評論家 ■奈良県奈良市出身 ■1984年3月8日生まれ ■関西学院大学文学部日本文学科中退 2005年、加賀テツヤ(ザ・リンド&リンダース)の薦めで芸能活動をスタート。 歌謡曲にインスパイアされた音楽性や世界観で独自の地位を築いている。代表曲に「雨にうたれて」(2017年)。プロデュース、楽曲提供多数。 近年は音楽評論家としても活躍の幅を広げている。

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