カラオケパセラ秋葉原昭和通り館のみで提供している、⼆郎系インスパイア系ラーメン『ラーメンパ郎』。ラーメンマニアの店⻑・小林氏が手がけ、二郎ファンにもウケが良い『ラーメンパ郎』に、なんと新展開があるという。
その名も『冷やしパ郎』(980円[税込])。なんだ、冷やし系メニューにしただけか、と思う方もいるかもしれない。しかしながら、それは非常に浅はかな予測であったことを本記者は思い知らされた……。
未知とのSo Good(遭遇)
『ラーメンパ郎』といえば、以前「2倍盛り」「3倍盛り」で大きな話題を呼んだ。
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https://getnews.jp/archives/2052203[リンク]
そして今回の『冷やしパ郎』。カラオケパセラ秋葉原昭和通り館で小林店長に伺ったところ「……ひとまず部屋にご案内します、フフ」と不敵な笑みを浮かべていた。……これはなにかある。
待つこと数分。店員さんが部屋にやってきた。そう、岡持ちを持って。
そして店員さんが岡持ちを開けようとしたとき、小林店長が急に曲を口ずさみ始めた。「てーれーれー、てれー!」(『2001年宇宙の旅』のアレ)。
なんなんだ、この空間。
そう思いながら岡持ちを見つめていると、なんと中から冷気が漏れてきた……!
すげぇぇぇ! ラーメン一杯に何やってんだこの人たち!!(褒め言葉)
そして、目の前に出される『冷やしパ郎』。この盛りは、まさに⼆郎系である。さっそく一口……!
あ、ヒヤッとして食べやすい。麺はG系定番の小麦粉を使用した非常にゴリッとした食感の管野製麺所の極太麺。そこに大量のもやし、にんじん、きゅうり、赤玉ねぎなどの野菜やチャーシューなどがトッピングされている。
また、“カラシビ担々”と謳っているだけあって、ピリッとした辛さが特徴的。唐辛子の“カラ”と山椒の“シビ”を合わせた「カラシビ」の味が美味い。かといって辛過ぎず、野菜の上にかけられたマヨネーズで、さらにマイルドになるため辛いのが苦手な方でも食べやすい形になっている。今年の猛暑にはちょうどいい一杯といえるだろう。
さて、なにかと問題の演出面に関してだが、小林店長を問い詰めたところ、色々と面白い話を聞くことができた。
青い光の演出に関しては、中にLEDでも仕込んでいるのか……と思いきや、「よく見てみてください」と小林店長。
キン◯レやなかい!
思わず突っ込んでしまったが、スタッフ総出で演出を考えた結果、このワクワクさん的な方法を思いついたという。……なるほど。たしかに、冷気の演出には最も合った色だ。
次に冷気の演出について。もちろんドライアイスなのだが、丼の下に仕込んでおり、岡持ちに入れる前に水を入れて部屋まで持っていくようにしているという。そのため、丼に追加の水を投入すればテーブルに置かれたあとでも冷気を放ってくれる。
これは裏話だが、ドライアイスを完全な凍った状態で保存には約-79℃以下になる冷凍庫が必要となる。だが、通常の業務量冷凍庫ではその温度まで下げられず、それはパセラとて例外ではない。そのため、もともとドライアイスは店に置いておらず、このメニューのため、このメニューの演出のだけに仕入れたという。しかも、長期保存が効かないためちょっとずつ仕入れる形で。もうここまで来ると本気度が怖いです。
そんなこんなで、店長・スタッフたちが本気を挑んだ『冷やしパ郎』。これらの演出は注文するたびにやってくれるので、ぜひ体験してほしい!
カラオケパセラ秋葉原昭和通り館は1階に飲食スペースがあるので、カラオケを利用しない方でも提供メニューを食べることが可能。気軽に食事を楽しんでみよう。
※本記事で紹介した時はもろもろ試作段階であるため、内容が変更される場合があります。ご理解ください。
ちなみに! 8月6日(ぱろう)の“パ郎の日”にちなんで、8月4日~8月10日まで「パ郎感謝祭」が開催決定! 限定無料トッピング、パ郎グッズのプレゼントや販売などが行われるので注目だ!
店舗概要
カラオケパセラ秋葉原昭和通り館
■住所:東京都千代田区神田佐久間町2-10
■電話:0120-706-738(携帯可)
■営業:
月~木 12 : 00~翌5 : 00
金・祝前日 12 : 00~翌7 : 00
土 11 : 00~翌7 : 00
日・祝日 11 : 00~翌5 : 00