秋の味覚”栗”。でも、殻付きの栗って調理がちょっと面倒くさい!外の固い皮を剥いても、さらに渋皮という薄い皮の処理をしなければならないですよね。とげとげのイガに包まれ、固い皮に覆われ、そのうえ薄い渋皮をまとい、「一体どれだけ防衛したいんだ!」というほど皮だらけ。本当に栗の処理って大変です。秋になって栗が食べたくなっても、もっぱら簡単に食べられる甘栗ばかりを食べていた筆者。ところが、最近知った渋皮をつけたまま調理する栗が、簡単で美味しい!しかも、ビールに合う!渋皮付きの栗の調理法といえば、”栗の渋煮”が良く知られています。でも、今回は、おつまみにピッタリの”栗の素揚げ”をご紹介します。
材料はたったの3つ
·皮付きの栗
·油
·塩
この3つさえ準備すればOK。
作り方
①栗をキレイに洗ってから皮をむきます。
渋皮を剥かないのがポイント!
②180度の油で渋皮の付いた栗を揚げます。
油で栗を揚げていると、だんだんと水分が抜けてきます。栗の水分が抜けてくると揚げているときの音が、低音から高音に変わってくるのでそれが合図。音では分かりにくいという方は、油の泡の変化で判断するとよいでしょう。大きな泡が小さな泡へと変化したときが、栗を油から揚げるタイミングです。
③栗に塩を振って完成です。
揚げたての栗にパラパラと塩を振りかけましょう。揚げたてに塩を振ることで、油と塩がなじんで旨みがなじんできます。
お酒と一緒に召し上がれ♪
渋皮を付けたまま揚げたことで、外はパリパリ、中はホクホクの食感。たとえるなら、フライビーンズのような食感です。揚げたての栗は、お酒と一緒に食べると止まらなくなってしまう美味しさ。ぜひ、今晩のおつまみにしてみてはいかかでしょうか。
[写真は筆者撮影]