Yo! Yo! Yo! 僕は東京生まれ清瀬市育ち 頭おかしそうなヤツはだいたい友達!
ウェイヨー、レペゼン清瀬のフリーライター・ノジーマですYo!
さてさて、先日六本木のシャレオツなクラブ『V2 TOKYO』にて開催された「社会人ラップ選手権2017」なる楽しいイベントに参加してきましたので、その様子をレポートさせていただきたいと思います。
自らの仕事に誇りを持ってラップでバトル! それが社会人ラップ選手権
普段はそれぞれの職場で働くラップ好きの社会人たちが一同に介し、己の仕事に対するプライドを背負ってフリースタイルのラップで対決するイベント「社会人ラップ選手権」。僕の小・中学校での同級生がDJを担当していることもあって第1回からイベントの取材をさせていただいているのですが、本っ当にこのイベントはおもしろいんです。
たぶん単純なラップのスキルだけで比べるなら、もっとレベルの高い大会などはたくさんあると思うのですが、社会人ならではの泥臭さがあるのが本当に素晴らしい。相手の見た目や性格をただキツい言葉でディスるのではなく、お互いの仕事についてディスり合う中から人間性がすごく伝わってくるんですよね。
また、バトル前に必ず名刺交換をするというシステムも社会人ならでは。この時交換している名刺はそれぞれが本業で使用している名刺なので、MCネームではなく本名も会社名も記されているわけです。このやり取りから始めることで、スポーツマンシップならぬビジネスマンシップにのっとったバトルが繰り広げられるのかもしれません。
動画はこちらからご覧ください
社会人ラップ選手権の臨場感を感じていただくにはやはり動画で見るのが一番。この日のバトルの中から名バトルを厳選したダイジェストムービーを用意しましたので、ぜひこちらをご覧ください!
https://www.youtube.com/watch?v=zbeRMXoQqDI
個人的には2度の延長戦が行われたデザイナー・タカハシさんと、番組プロダクションAD・徳川秀徳さんのバトルが今回のベストですね。「デザイナーは金曜夜に受けた仕事を月曜朝に出すって言うけど、ADは土曜の朝イチで出すぞ!」と攻め込む徳川さんに、タカハシさんが「若いんだからそのくらいやれ!!」と一蹴するアンサーが最強でした。(動画の3分25秒あたり)
次回大会は2018年? 誰でも本線出場のチャンスあり!
「社会人ラップ選手権2017」は一貫してクールなラップが光っていた小売業のユースリー選手が見事優勝者となりましたが、今回の大会から「定例会議」と銘打たれた予選会で好成績を収めると本戦に出場できるシステムが導入されたため、挑戦してみたいという人は誰でも気軽に参加できるようになりました。興味のある方はぜひホームページをチェックして、その「定例会議」にも出席してみてください。僕も一度挑戦してみようかな……。
社会人ラップ選手権
http://shakaijin-rap.jp/
写真撮影:齋藤貴文 / 動画撮影:ノジーマ