NHK大河ドラマ『真田丸』にも登場し、人気沸騰中の戦国武将石田三成。
出身地である滋賀県では今年の2月9日に「石田三成×滋賀県」ポータルサイトを開設、同時にPR動画を公開して大きな話題になりました。
URL:http://mitsunari.biwako-visitors.jp/
地元漫画家による三成主役のギャク漫画が公開される
地元の漫画家さかなこうじ氏による石田三成を主人公にした漫画が無料漫画サイト「くらげバンチ」に連載されています。
URL:http://www.kurage-bunch.com/manga/mitsunarisan/
タイトルは『琵琶湖ノ水ヲ止メヨ 三成さんは京都を許さない』
滋賀県民が京都府民からバカにされたときに吐き捨てる有名なセリフ、「琵琶湖の水止めたるぞ!」がタイトルに含まれています。
石田三成が現代にタイムスリップし、滋賀県知事特別秘書に就任。戦国時代には「近江を制する者は天下を制す」とも言われた重要な拠点だったのにも関わらず、今では魅力度全国43位の琵琶湖しかない地味な県と揶揄される滋賀県。そのすべての原因を隣接する京都にあるとして、京都を討伐すべく奮闘する姿を描いています。
現時点では3回と特別編の4編が公開され、1回では滋賀県特産の鮒ずしをテーマに特有な臭みがある鮒ずしを初心者がおいしく食べる方法を、2回からは滋賀県庁広報課所属の盟友大谷吉継も登場し、共に京都討伐に向けて案を練る姿を描き、3回は滋賀県庁を完全要塞と見立てた内部構造を中心にそれぞれ面白おかしく紹介しています。なんと、県知事はゴリラです。(確かに現知事と似ていますが)
特別編は「イーゴス」「京都府庁」「古都」をテーマにした1ページづつの短編で構成。(「イーゴス」はかつて滋賀県大津市堅田にあった日本一大きな観覧車のこと。当時は滋賀県の自慢のひとつでした。命名は「すごーい」を逆にしただけ)
全編を通して滋賀県あるあるネタ満載の滋賀県民抱腹絶倒のギャグ漫画に仕上がっています。
筆者もこれまで滋賀県ネタを書いてきましたが、漫画で読むとより滋賀県を理解できると思います。ぜひ一度読んでみて下さい。