みなさん「民泊」を知っていますか?
民泊は自宅の一室をホテルとして観光客に提供することで利益を得る新しい宿泊の形態です。
AIRBNBやTOMARERUなどの仲介サイトに登録することで簡単に収益を確保することができます。
今回は鎌倉駅徒歩1分のアイザ鎌倉の家族向けの2LDKの集合住宅を転用して、簡易宿泊所を作りました。
住居のしつらえはカーペット、カーテン、布団や家具などによって大きく部屋のイメージを変えることが可能です。
今回のDIYではほぼ躯体や壁をいじらずに構成しました。
アイザ鎌倉・AIRBNB登録サイト photo by masahiro katsuki
登録してみよう~まずはかんたんに登録できるAIRBNBを用いてやってみよう!
AIRBNBなどの簡単に登録可能な宿泊サイトを用いています。
このように特徴ある写真をトップ画像に掲載することで予約率を増やせます。
ぜひためしてみましょう!
鎌倉の明月院 photo by masahiro katsuki
部屋作り~鎌倉の明月院の借景を参照する
イメージは鎌倉にある明月院という円の借景を取る美しい空間を参照しています。
これによって泊まる人にとってわかりやすい和のしつらえにしました。
緋毛氈(赤い布)を自家製コンパスで円をかたどる。 photo by masahirokatsuki
誰でもできるDIYによる部屋作り
今回は全てお手製のDIYで部屋作りを行っています。
壁紙に赤い布を用いて止めるピンやカットに使うはさみなどもすべてダイソーで一式揃えました。
また自家製コンパスなどもダイソーで販売されている木製の棒やペンなどをうまく組み合わせることで作成しています。
ダイニングの天井画・紫陽花をモチーフにして作成。木製のパネル化して天井に電動ボルトではめ込みました。 photo by masahiro katsuki
鎌倉は明月院というとても美しい円の借景を用いた寺院があるのでその空間構成を参照して和をモチーフに作っています。
しつらえには碑毛氈という赤い布を用いてカーペット、壁紙、間仕切りをDIYで切り取ることによって部屋のイメージを一新できるようにしつらえました。
また小物はセリアやダイソーの商品を用いて、赤と青のしつらえに合わせた小物を配置しました。
アイザ鎌倉のコンセプトボード(和室の間仕切り、周辺環境、建築模型等) photo by masahiro katsuki
明月院の円の借景をモチーフにして各和室ごとに華道家に生け花をしつらえてもらって部屋作りを行っています。
今回の空間作りはアーティストとコラボレーションすることによって
通常の集合住宅にはない和とアートをテーマにしたを作り出しています。
アイザ鎌倉AIRBNB 掲載写真 photo by masahiro katsuki
自分の部屋で民泊をやってみよう
今回の集合住宅のDIYは予算も手ごろでしつらえ以外はほとんど変えていませんが
自分たちの工夫次第でDIYで部屋の雰囲気を大きく変えることが可能です。
民泊に抵抗感のあるかたもいると思いますが自分の部屋をもちいて、お小遣いを稼ぐことも可能です。
ぜひためしてみてはどうでしょうか!
参考文献: https://www.airbnb.jp/rooms/14709111
協力会社: http://www.t-cp.jp/
制作: 伊藤知宏(アーティスト)、香月真大(建築士)、児山秀幸(民泊コンサル)、萩原亮大(華道家)