ガジェット通信編集部のある秋葉原と言えば、世間一般的には“肉の街”とか“カレーの街”と呼ばれていますが、ぶっちゃけオールジャンル揃ってます。
その中でも“定食”という食文化に関しては、実に深いモノがある街だったりするのです。
秋葉原の場合は定食屋さんだけではなく、居酒屋さんのランチ営業も気合いが入っているので、その選択肢はほぼほぼ無限大と言っても過言ではありません。
というわけで、今回は筆者(YELLOW)が秋葉原最後の魔境として崇拝している『村役場』のランチをお送りします。
秋葉原の“第2東ビル”がヤヴァい件
秋葉原のグルメスポットと言えば“東ビル”こそ至高ですが、中でも“東第2ビル”の密度はヤヴァイですね。
秋葉原の双璧『村役場』&『町役場』に加え、秋葉原民に評価の高い『南部や』、さらに1階にはガッツリ系な混ぜそば『麺処マゼル』まで有ります。
しかも!
地下にある居酒屋は3軒とも「昭和の香り」を100%残したまま、21世紀の今現在もバリバリに営業中である事は、奇跡と言っても良いのではないでしょうか?
特に『村役場』&『町役場』はランチもやっているので、筆者の利用頻度も高めとなっております。
物凄く入りにくい店構えですが、安心して下さい。
ちゃんと入れます。
この空間の空気を吸うだけでも訪れる価値があると思うのですが、どうでしょう?
『ジャンボステーキ定食』を所望する!
町役場には鬼の様な“デカ盛りメニュー”があるのですが、こちらの『村役場』は比較的おとなしい感じのラインナップになっています。
唯一、それっぽいのは『ジャンボステーキ定食』(900円)でしょうか?
全体的にリーズナブルな定食が揃う『村役場』の中でも、一番高い『ジャンボステーキ定食』ですので、筆者の期待もマックスで御座います。
っていうか、これだけ豊富な定食があれば毎日通っても飽きる事はない予感です。
『ジャンボステーキ定食』を食す!
整いましたか?
整ってますか?
まあ牛肉は高いので900円では限界がある事は百も承知ですが、あえて言おう!
「普通に焼肉定食じゃね?」
ちなみに御飯はモリモリなので定食としてはボリューム満点な予感ですが、やはり心理的ダメージが大きいのは否めません。
昭和のステーキの味がする!!!
ステーキと呼んでもギリ許される巧みな厚さにカットされた『ジャンボステーキ定食』は、意外にもミディアムレアに仕上げられています。
そして!
何よりも歯ごたえがある……。
いや、確かに昔々のステーキはこんな感じだった気もしますね。そう思って食べると懐かしい味に思えて来るから不思議です。
なお、味付けは“焼肉のたれ”と思われ、ある意味安定した焼肉風味に仕上がっています。
むしろ、御飯に乗せて食べるなら、コッチの方が正解な可能性もありますね。
“たこわさ”も良し!
小鉢の“たこわさ”も良いですねぇ。
今では珍しい“味付け海苔”も付いているので、御飯が余ってしまう事はないでしょうか?
野菜もトマトやキュウリと豪華な布陣ですので、900円でも高いとは思いませんね。むしろ適正価格です。
豚汁の美味しさも文句無しで御座います。
ご馳走様でした!
『ジャンボステーキ定食』 総評
いまいち盛り上がりに欠ける展開でしたが、食べた筆者は満足でした。
確かに『ジャンボステーキ定食』と呼ぶには微妙なボリューム感ですが、ちゃんと牛肉だったので文句はありません。むしろ、そこら辺の定食屋さんで食べる“焼肉定食”よりも確実に肉は多いので、特にディスる要素はありません。
その他のおかずのバランスも良く、900円でも十分に“お得感”のある『ジャンボステーキ定食』でした。
それでは、是非みなさんも秋葉原にお越しの際には『村役場』の美味しいランチを試してみて下さい。
『村役場』秋葉原店
住所:東京都千代田区神田佐久間町1-14 第二東ビルB1F営業時間 11:00~13:30 16:00~23:00
定休日:日曜祝日