年に一度、7月に大阪市ATCホールで開かれている『レプタイルズフィーバー』に行ってきました!
今回は爬虫類や両生類がたくさん登場するので、そういったものが苦手な方はご注意を!
会場はATCホールの地下2F。80以上ものペット販売業者がブースを出しています。
土曜日だっただけあって、会場はほぼ満員状態。写真を撮るにも一苦労。まさか、関西にここまでたくさんの爬虫類好きがいるとは……。
動物園的な展示イベントというよりは、どちらかと言うと爬虫類の「見本市」といった感じです。会場にいる動物たちもそのほとんどに値段がつけられており、「出品」されていると言ってよいです。
このイベントの特色は、やはり豊富な爬虫類をみることができること!
例えばこのマツカサトカゲはオーストラリア原産で、滅多に日本では見られない希少種です。特にこの「レッド」という品種はかなりのレアで、画像のようなすさまじい値段がつくと言われています。
この蛇はボールパイソン。ポールニシキヘビとも呼ばれ、ペットとしても人気が高い蛇です。その中でもこのオレンジドリームという色彩を持つ種類は貴重だそうです。
樹皮に化ける珍爬虫類、ヤマビタイヘラオヤモリ。実は二匹います!
このように、ふつうのペットショップでは滅多に見られないような種類の爬虫類がたくさんいました。
また、出品されているのは爬虫類だけでなく、モモンガやハムスターのようなほ乳類、タランチュラやカブトムシのような昆虫、節足動物など、かなり多種多様です。
これはオカヤドカリ。比較的大きなヤドカリで、なんと20年近く生きるそうです。
赤ちゃんモモンガ。ミルクを飲む姿がキュート。
ハリネズミ。直接は触れないので側にあるオタマで掬い取るようです。
ヨーロッパコウノトリ。動物園向け?
特に驚かされたのが、猛禽類の多さ。「えっ? これ置物」と思ってしまうぐらいの綺麗な鳥たちが、あちらこちらのブースで出品されています。猛禽類を扱う店がここまで多いとは、いやはや知りませんでした。
『ハリーポッター』シリーズにも登場したメンフクロウ。このお面のような顔が不気味という方もいらっしゃいますが、個人的には可愛いと思います。
チョウゲンボウと呼ばれるハヤブサの一種。顔つきはかわいらしいですが、獲物を狩る際には実に華麗な動きを見せてくれるそうです。
レッドテールホークという海外の猛禽類。イギリスやベルギーでも日本の鷹匠のような人々がいるそうです。
チラシに「触れる」とあるように、ふれあいブースも設けられています。動物系専門学校の生徒の方々が飼育されている爬虫類を実際に触れたり、エサをあげることだってできちゃいます。
ペットとして大人気の蛇、コーンスネーク。美しい色合いと温和な性格がその理由だそうです。
こちらも大人気、ヒョウモントカゲモドキ。人なつっこく、手に乗るとなかなか離してくれなかったり・・・。
一応、業者のブースでも触らせてもらえることはできますが、仮にも売買の関わる場所、冷やかし半分でお願いするのは失礼にあたるようですね。
以上で、『レプタイルフィーバー』の紹介を終わります。
全体的な感想として、爬虫類両生類に限らず様々な種類の生き物を見ることができ、大変満足でした。
ですが、やはり「見本市」的なイベントということで、ブースの方々から「できれば買ってほしい」という雰囲気を感じたことも事実です。
「飼うかどうかは考えてないけど、とりあえず爬虫類を見たい」という方は、購入される方やブースの係員さんの邪魔にならないようにしましょう。
おまけ
イモリすくい。掬ったらやっぱり持って帰るのでしょうか。
レプタイルズフィーバー2016 ~小さな恐竜たちの世界~(※)
日 程:2016年7月2日(土)・3日(日)
時 間:10:00~17:00(最終入場は16:30まで)
会 場:ATCホール 大阪市住之江区南港北2-1-10地下鉄中央線「コスモスクエア」駅より徒歩約10分
ニュートラム南港ポートタウン線「トレードセンター前」駅より徒歩約5分
ニュートラム南港ポートタウン線「中ふ頭」駅より徒歩約5分入 場 料
大人(中学生以上)
前売:800円 / 当日:1100円小学生
前売:500円 / 当日:700円※未就学児無料
※障がい者手帳提示で前売料金適用
※現在のところ、毎年ATCホールにて開催されています。