皆さまは「ごちそう」と言えば、どんなものを思い浮かべますか?
私はやはり、肉料理ですね。中でも、鮮度バツグンのレアな肉が大好き! 動物的本能かなんだかはさっぱり分かりませんが、時折そんな肉が無性に食べたくなってしまうのです。
というわけで今回紹介するお店は、大阪は中央区堺筋本町にあります『肉バル DODONPA2949』です。
古くからの問屋街であるこの近辺、いかにも日本的といった素朴な建物や定食屋が立ち並ぶ中、ひと際目立つこの外装。外から見えるショーケースには、でっかいお肉が山積み。ああ、こりゃいけねえや。こんなもん見せられたら、食べたくて仕方がなくなっちまうじゃねえか。
店内は、まるで西部劇に登場するバーのごとし。レンガの壁に描かれた牛の絵が、いかにもワイルド。いまにもガンマンが入ってきそうです。
牛の形をしたメニューも、野性的かわいい!
今回は、名物メニューの一つである『肉帯ローストビーフ丼』(並 850円)を注文。
はい、もう見た目からしてすごいです。真っ赤、真っ赤、真っ赤っ赤。食欲を煽る煽る!
なんでもこのローストビーフ丼、「イチボ」という一頭の牛からわずかにしか取れない大変貴重な部位を惜しげもなく使っているんだとか。しかも、国産ときた! こりゃもう不味いわけないよってんで、早速ひと口!
ほらね、もうベンベンチョロに美味いじゃないか! こんなにワイルドな見た目とは裏腹に、すっごくきめ細やかな味わい。しなやかな肉の舌触りは、「上品な力強さ」といったところでしょうか。「口の中でとろけていく」という月並みな表現がありますが、この料理に関してはまごうことなき事実です!
そしてそれに加わる、シャキッとスッキリの野菜とシーザードレッシング、温泉卵の冷たいコク、俺もいるぜ、とペッパーがさりげないアクセント!
何、何!? なにこのスーパーコンボは!? ただでさえ美味しいローストビーフが、口の中でかみしめるたびにもっと美味くなっちゃう!
いや、もう本当にいい味すぎて、とても贅沢なものを食べているという気持ちになるんです。で、どんどん口の中へ肉を運んでいきますが、同時にブレーキもかかる。この旨味に包まれたひとときが終わってしまうのが名残惜しいのです。
でも、楽しいことは終わるからこそ楽しいもの。勇気をもって、終わらせましょう!
満足と寂しさの、ご馳走さま!
完食!
・・・というわけで、口の中が大変幸せになっちゃう絶品グルメ、大阪は堺筋本町『肉バル DODONPA2949』さんの肉帯ローストビーフ丼でした! 肉好きのみんな、来て損はナシ!
『肉バル DODONPA2949』
住所 〒541-0059 大阪府大阪市中央区博労町2-6-13
アクセス 地下鉄長堀鶴見緑地線 長堀橋駅 2B出口 徒歩5分
地下鉄中央線 堺筋本町駅 11番出口 徒歩6分
地下鉄御堂筋線 心斎橋駅 1番出口 徒歩8分
地下鉄中央線 本町駅 11番出口 徒歩8分駐車場 無 (近くにコインパーキングあり)
営業時間 ランチ 11:00~15:00(L.O.14:30)
ディナー 17:00~23:30(L.O.23:00)定休日 不定休日あり
基本は日曜日が定休日。日曜日が祝前日の場合は営業の場合あり。電話番号・FAX 050-5789-0897