今日、4月23日はサン・ジョルディの日。
キリスト教の聖人である聖ゲオルギオス(Georgios)の命日で、彼がジョルディと呼ばれることもあって、日本では『サン・ジョルディの日』と呼ばれることが多い。
親しい人の間で本を贈り合ったり、男性から女性にはバラの花を、女性から男性に本を贈ったりする日ともなっている。
■女性は30%が貰った経験あり
アンケートサイト『マインドソナー』を用いた調査を行ったところ、男性からバラの花束を貰ったことがある女性の割合は30%。反対に女性へバラの花束を贈ったことがある男性は34%だった。
花束を贈ったり貰ったりする機会と言えば、卒業の際の恩師、結婚式における両親への花束贈呈、母の日(5月の第2日曜日、今年は5月8日)などがある。
しかし男性から女性にバラの花束となれば、愛する人に…ではないだろうか。約3割を多いとみるか少ないとみるかは、人によって見解が分かれそうだ。
■花言葉に注意
花を贈る際に気を付けたいのは花言葉だ。
花言葉の元になったは、神話や昔話、有名な詩や音楽などで、必ずしも意味があるとは限らない。それでもあまりおかしな意味が付いた花は贈らない方が無難だ。
その中でも、バラは色によって花言葉が異なる。ものの本によって違う花言葉を付けていることもあるが、概ね次の通り。
赤:恋、愛情、情熱
ピンク:上品、感謝、満足
黄:友情、平和、嫉妬
白:純潔、無邪気、尊敬
青:奇跡、神秘
青いバラは生み出すのが不可能と考えられていたため、青に近い紫や緑のバラに、奇跡や神秘などの花言葉が付いていた。
しかし品種改良によりサントリーが青バラの開発に成功した。もしかしたら近い将来、青バラの花言葉に、達成、成就、到達などが加わるかもしれない。
さらに色だけでなく花束にするバラの本数や、ツボミだったりミニバラだったりにも花言葉があるとのこと。
ここまで来ると「何を贈ればいいの?」と嘆く男性もいそうだ。とりあえず愛する人には赤バラを、そうでなければピンクか白のバラが良さそうだ。
■花束を贈るきっかけに
贈った経験のある人が約3割となると、6割強の人は未経験ともなる。
何かきっかけがなければ、生涯バラの花束を贈る機会は訪れないかもしれない。贈る相手がいる男性に限られるが、4月23日にちょっと勇気を出してみてはどうだろうか。
マインドソナー「男性からバラの花束を貰ったことがある女性」
https://mind-sonar.com/target/Wfaea1745-56f6-4edb-b05e-f0a8579b9a47
マインドソナー「女性にバラの花束を贈ったことがある男性」
https://mind-sonar.com/target/W7b8cded6-c0d3-4335-b8cb-2582d902ba9d
※トップ写真は写真ACより