浅草開化楼の”傾奇者”を使った細ストレート麺が味わえるだと? 千葉『らーめん福たけ』@『最強ラーメンFes,』

町田市(ほぼ東京都)のシバヒロで開催されている『大つけ麺博プレゼンツ 最強ラーメンFes,』ですが、週替わりで10店舗づつ人気ラーメン店が入れ替わり、全部で40店舗ものラーメンが楽しめると言う、未だかつてない規模の企画で御座います。

というわけで、40店舗制覇を目指す筆者は、再び町田のシバヒロに向かうのでした。

『らーめん福たけ』

千葉県からやってきた『らーめん福たけ』は7店舗を展開する人気店だそうで、色々なラーメンが楽しめます。

そんな『らーめん福たけ』が『最強ラーメンFes,』で提供するのは

『岩手鶏とハマグリの燻製鴨チャーシューそば』

で御座います。千葉県と言えばハマグリが名産とも呼べる地域なので、ご当地食材を使ったラーメンということでしょうか?

『岩手鶏とハマグリの燻製鴨チャーシューそば』を食す!

ラーメンイベントでは器に制限があるので、なかなか写真映えしないのですが、この『岩手鶏とハマグリの燻製鴨チャーシューそば』のビジュアルは、素晴らしいですね。

菜の花の緑が丼に映えます。

トッピングなしのデフォルトで、このボリューム感があれば十分かと思われ、完成度の高さをうかがうことが出来ます。

中央にはハマグリが添えられていて、微妙に千葉県をアピールしているのもポイント高いです。

岩手鶏とハマグリのダブルスープ

じっくりと8時間煮込んだ“岩手鶏”のガラスープと、ハマグリで取ったスープを合わせたダブルスープは、鶏スープのコクとハマグリの風味が詰まった美味しいスープです。

鶏ガラだけで作るスープよりも、ハマグリなどの貝出汁を合わせた方が軽く飲みやすいので、あっさり派の人達にはイチオシのスープで御座います。

麺は『浅草開化楼』の特注麺である!

チカラ強いスープに合わせるのは、あの『浅草開化楼』と『日清製粉』が共同で開発した『傾奇者』を使った細ストレート麺です。

この小麦粉は、もとい『浅草開化楼』の麺は『六厘舎』でも使われていて、日本を代表する製麺所として有名です。

と、言う訳で麺の方も抜群の出来映えで、細麺ながらも小麦の風味も強くコシがあり、この『岩手鶏とハマグリの燻製鴨チャーシューそば』には最適な麺かと存じます。

鴨の燻製チャーシューも良し!

繊細なラーメンに合わせる肉は“鴨の燻製チャーシュー”で、これがイイ感じにスープにアクセントを加えています。

無論、チャーシューとして普通に美味しいのですが、それよりもスープに対する影響が少なくない点を強調したいですね。

『岩手鶏とハマグリの燻製鴨チャーシューそば』 総評

まさに文句なしの一杯で、千葉の名店『らーめん福たけ』の実力を知る事で出来るラーメンでした。

取り立てて欠点の見当たらない優等生ですが、何気に“ハマグリ”と言う個性もある、ほぼほぼパーフェクトな『岩手鶏とハマグリの燻製鴨チャーシューそば』で御座います。

強いて言うなら「名称が長過ぎ」みたいな感じはしますが、食券制の『最強ラーメンFes,』ではメニューの名称を言う必要もないので、さして問題はないでしょう。

全体的には”あっさり系”と言う感じのラーメンですが、鴨の燻製が加わる事で適度なコッテリ感と香ばしさが加わっています。

ここら辺の絶妙なバランスが良いですね。

それでは、是非みなさんも『岩手鶏とハマグリの燻製鴨チャーシューそば』を食べに『最強ラーメンFes,』に訪れてみて下さい。

『最強ラーメンFes,』公式サイト
http://dai-tsukemen-haku.com/ [リンク]

『最強ラーメンFes,』会場、『町田シバヒロ』地図

酒と料理に情熱と脂肪を燃やすフリーライター ”日の丸構図で寄りまくる!”と言う素人写真を武器に暗躍する。美味しい料理を世界にバラ撒く”飯テロリスト”として各国の情報機関にブックマークされたが反省はしていない。 取材依頼(新店舗、新メニューのPR)その他記事の執筆依頼は下記のメールアドレスまでお願いします! [email protected] なんとなく作ったサイトも絶賛稼働中! http://foodnews.jp/

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