スマートフォンに、次に起きる、トレンドは何だろう? 2016年4月6日
By Joanna Stern、WSJ
今日の、新しいスマートフォンの多くは、僅かに、カメラが良くなり、画面が明るく、大きくなり、ローズ・ゴールドといった色のオプションが増えただけである。
(続き)
将来のスマートフォンの主な特徴を紹介する。
4.いつでも充電できるスマートフォン
最もエキサイティングなモバイル技術は、現在のスマートフォンの最大の問題である、バッテリの寿命を延ばすことである。
将来は、ランチ・ボックスのサイズのバッテリー・パックではなく、交換可能なバッテリーでもなく、無線の電力になるだろう。
将来の無線の電力は、パッドの上に、スマートフォンをセットする、今日の誘導性の無線充電方式ではなく、Wi-Fiのような無線による電力の充電方式だと考えてみよう。
ユーザが、スマートフォンを、無線の電力トランスミッターのある、電力を供給する領域に置くと、自動的に、無線で充電が開始される。
ユーザが、無線の電力供給領域に、スマートフォンを置くと、バッテリが、フル充電される。
OssiaやEnergousといった、ベンダは、無線の電力による充電方式で、協調している。
この無線の電力による充電の、2つの大きな障壁として、標準化の問題と、安全の問題がある。
現在、無線電力技術ベンダの、無線の電力による、バッテリ充電用の電力の供給方法には、相互に互換性がない。
将来のスマートフォンは、無線の電力供給領域で、充電できるようになる。
この無線の電力供給技術は、FCCの認定基準に適合させることを意図しており、スマートフォンや腕時計のような、低電力デバイスのバッテリを受電することを意図している。
5.まとめ
8台のカメラ、より容易のリプレース可能なホログラフィック画面、および、無制限の無線バッテリ充電機能は、高級スマートフォンで、いつ頃、普及するのだろう。
・Lightは、スマートフォンでのマルチカメラは、2017年末までに普及すると期待している。
・Leia 3Dは、スマートフォンでのホログラフィック・ディスプレイは、2017年末までに、普及すると期待している。
・Ossiaは、スマートフォンでの無線充電技術は、2017年末か、2018年初めには、普及すると期待している。
将来のスマートフォンの主な要素
・デザイン:将来のスマートフォンは、新たなスクリーンや高音質のスピーカを持ち、部品を交換して、カスタマイズやアップグレードできる、モジュラー設計である。
・カメラ:マルチレンズと改善されたセンサーとプロセッサは、スマートフォンを、DSLR品質のカメラにし、3D写真や360度写真を撮影できる。
・スクリーン:スマートフォンのTV電話の映像は、3Dホログラムで表示され、LCDは、ナノ技術のバックライトを使用する。
・バッテリ:無線電力の設備のある場所では、自動的に、スマートフォンのバッテリの充電が開始される。
・セキュリティ:指紋だけでなく、網膜や虹彩スキャナーは、スマートフォンに、よりセキュアな生体認証のレイヤを付加し、より正確な心拍数や血圧などのモニタは、より優れたヘルスケアを可能にする。