スマートフォンに、次に起きる、トレンドは何だろう? 2016年4月6日
By Joanna Stern、WSJ
今日の、新しいスマートフォンの多くは、僅かに、カメラが良くなり、画面が明るく、大きくなり、ローズ・ゴールドといった色のオプションが増えただけである。
(続き)
将来のスマートフォンの主な特徴を紹介する。
3.ホログラム・スクリーンのスマートフォン
将来のスマートフォンでは、問題なく、3Dや360度の画像や映像を見ることができるだろう。
ユーザは、スマートフォンを、仮想現実(VR)ゴーグルを装着することなく、3Dホログラムとして表示された、3D映像を見ることができる。
SamsungやLGは、スマートフォンの処理とグラフィクスのパワーを活用した、VRヘッドセットで、ユーザを仮想的な世界にもたらす。
Qualcomといった、チップ・メーカは、ユーザが、VRヘッドセットで、VRコンテンツを楽しめるよう、VRヘッドセットに装着する、スマートフォンの性能を改善することに焦点を合わせている。
Leia 3Dの3Dホログラフィック・ディスプレイのプロトタイプ
ユーザは、スマートフォンを、VRヘッドセットに装着し、ストラップで、顔に付けることは望まないだろう。
Leia 3Dと呼ばれる、スタートアップは、特殊なLCDバックライトとオプティクスを使用して、光をリダイレクトし、3Dホログラムを投影する、ディスプレイを作成した。
3Dホログラムの映像は、スマートフォンのディスプレイの前を漂うように見える。
Leia 3DのCEO、David Fattal氏は、3Dホログラム技術に、従来のメガネなし3Dテレビのような映像を想定してはいけないと述べた。
Leia 3Dの3Dホログラムの技術は、映像に、リアルな深みを持たせるだけでなく、ユーザは、自分の指の回りを舞ったり、手のひらの上を漂う、3Dホログラムの映像と対話することができる。
Leia 3DのCEO、David Fattal氏によると、ユーザは、3Dホログラムの映像として、3Dの自撮り映像を見ることができ、自分の指を使用して、この3D映像を回転させることもできるという。
3Dホログラムの映像を見た後、2D映像を見ると、ユーザは、カラーTVから、モノクロTVに戻ったような感じがするだろう。
(続く)