群馬県藤岡市の桜山公園は、桜名所100選に選ばれているにもかかわらず、空いていて快適に花見を楽しむことができます。
桜山への登山口にある日本庭園は池泉式回遊庭園で、これだけでも十分満足できますが、やはり山頂に行きたいもの。
山頂までの階段は202段。体力に自信のない方や高齢者の方などはご注意くださいという看板まであります。
202段を一気に登りきるより、途中のわき道に入って絶景を楽しむ方がおすすめです。
山頂は意外に視界が遮られるので、少し降りて好みのポイントを探した方が良さそうです。桜の名所なのだから何か売っているだろうと食事を抜いて行ったのですが、売店もなく、お弁当を食べている人たちがうらやましく思えて仕方なかったという状況でした。
花見日和の土曜だというのに人もまばらでしたが、タクシーの運転手さんによるとこれでも結構人が来ているそうです。見本庭園という庭作りの参考になる庭園もじっくり見れます。
都心部からなら、東武東上線か西武池袋線から八高線に乗り継いで、丹荘駅で降りてバスで行くことになります。電車賃は池袋からなら1200円くらい、バスは丹荘駅を出て左に100mちょっと進み、大通りを右に行ったところにある丹荘駅入口バス停から鬼石郵便局前まで410円でした。
鬼石郵便局からは徒歩で2時間くらいだそうです。登りで2時間はきついので、タクシーを利用しました。鬼石郵便局そばにタクシー会社があって、パンフレットも貰えます。丹荘駅は無人駅で、情報なさすぎなのも行楽客が少ない原因のような気がします。タクシーは桜山公園まで2260円でした。
帰りは歩いて帰ることにしました。ハイキングコースを通ることにしたのですが、道をふさぐように木が倒れています。タクシーの運転手さんによると、雪で倒れたということで、電線が切れて停電してしまうそうです。
さらに蛇までいたので、現在ハイキングコースはおすすめできないコースになっています。帰りは徒歩で1時間半くらいなので、桜を見ながら帰るのは良かったと思っています。
実際に見ると写真以上に感動する場所です。4月10日は中央競馬の桜花賞。桜山公園で桜を鑑賞しながら3強対決に心を躍らせるのもおすすめです。