エボラ出血熱の感染が流行していた西アフリカの三諸国。リベリアは終息宣言が出て、感染爆発に至らず、ほっと無念をなで下ろしたばかりでしたが、どうも安穏としていたられないようです。
一般的に、終息宣言が出された後も、一定期間WHOをはじめとした有識者が滞在し、確実に伝染病が再度流行する恐れがないかを確認するルールになっています。
それらの役割を果たすWHOの職員によると、3月31日にモンテビエロの病院に搬送した30代の女性の患者は、エボラ出血熱であることが判明しました。
リベリアは、今回の流行で4800人が亡くなるという被害が出ただだけに、今回の発症報告は、多くの方にショックを与えそうです。
エボラ出血熱の封じ込めが難しい理由として、当局の教育に耳を貸さず、ウイルスに感染した野生動物を食べる習慣が根強いこと。
衛生観念として手を洗ったり、速やかな患者の隔離などといった治療方法について国民全体がさほど深刻になっていないことが大きいのではないかということが上げられます。
野生動物を食べないこと。動物に触れたらよく食毒すること。(患者の私物についても同様)こういったことを徹底することで、罹患率は格段に下げられるはずです。また今回の再燃は、隣国のギニアで患者が出続けtえいることも関係があるように思います。
先進国で言われるような衛生観念が浸透し、水道設備が増えるだけでも、罹患率はぐっと下げられそうな気がしますが、むずかしそうですね。
写真はイメージ 足成より http://www.ashinari.com/2011/01/19-344825.php