ビジネスにおいて、相手に自分の考えを伝えるために“プレゼン力”は重要視されますが、最近では大学でもプレゼンが重要視され、プレゼンそのものを学ぶ講義もあるほどです。しかし、人前で自分の意見を話すことに苦手意識を持っている人も少なからずいるはず。ここでは、最近重要視されている“プレゼン力”を高めるために必要な5つのポイントを紹介します。
1.まずはあいさつから!
いきなりプレゼンの本題に入るのではなく、まずは軽いあいさつをすることで、プレゼンターにとってはあいさつが口や頭のウォーミングアップになり、聞き手はプレゼンを聞く準備ができます。
2.プレゼンの全体像を示す
あいさつの次には、プレゼンの全体像を示しましょう。聞き手はどんな流れでプレゼンされるかが把握できるので、プレゼンがより効果的に伝わります。また、プレゼンターは改めて流れを把握し先を見通すことで、緊張を和らげることができます。
3.プレゼンシートの文字はなるべく少なめに
聴覚的な自分の声だけでなく、視覚的なプレゼンシートを併せて使うことで、自分の意見を効果的に伝えることができます。しかし、文字だらけのプレゼンシートは、聞き手が文字を読むことに集中し、疲れもたまってプレゼンへの集中力が削がれてしまいます。プレゼンシートの文字は最小限にし、要点のみを示すとよいでしょう。
4.聞き手の興味を持続させる
プレゼンターからの一方的なプレゼンは、聞き手が退屈になってプレゼンターの考えが伝わりにくくなりがちです。よって時折、聞き手に簡単な質問を投げかけることで、聞き手の注意・関心を引きつけて、聞き手の興味を持続させることができます。
5.“間”を有効活用!
プレゼンにおいてゆっくり話すことで、聞き手に自分の意見が伝わりやすいと思っている人は多いはず。しかしゆっくり話すことで次第に聞き手がプレゼンに飽きてしまうことがあります。“プレゼン力”を高めるためにはゆっくり話すのではなく、話のポイントで、ひと呼吸“間”を入れて話すことで、聞き手が頭の中でプレゼンの内容を整理でき、内容が頭に入りやすくなります。
最近企業や大学で重視されている“プレゼン力”を高め、自分の考えを多くの人に知ってもらうことで、キャリアアップや新たな出会いがあるかもしれません。
※文中の画像は全て『写真素材 足成』(http://www.ashinari.com/)より。