ファンとしては気が進まない…ざっくり!あらすじだけの『外套』

  by みけ  Tags :  

事情

私のお気に入りの小説の一つ『外套』(ゴーゴリ)
この作品をざっくりとしたあらすじで書きたいと思います。

ファンとしては大変気が進みません。
まだ『外套』を読んだことのない人には、こんなかたちでストーリーやオチを知るのではなく、ちゃんと読んで楽しんでほしいのです。
きっと面白いです。

ではなんで書くのかというと、やっぱりあんまりこの作品が人気じゃない気がするからです。
あまりに古くて、読まれるきっかけに恵まれていない気がします。
私の下手な記事でも、この作品に興味を持たれるきっかけにはなるかもしれないと考えています。

なんでそんなまでして、まだ読んだことのない人に読んでほしいかというと、ファンだからです。
自分が好きな作品を多くの人に「いい」と言ってほしいのです。

起承転結で見ていこう

昔のロシアに、みじめに暮らす下級役人がいた。

みじめ、といってもそれは、貧乏・とるに足らない仕事・みっともない外見・孤独といった彼の状況をはたから見たらの話にすぎない。

実際のところ本人は、貧乏を不便に思うこともなく、仕事にはやりがいを感じ、外見には何の関心も持たず、孤独に心地よさを見出している自身の人生に満足し、穏やかに暮らしていた。

そんな彼の穏やかな暮らしにある事件が起こる。
彼の外套が寿命となり、新調しなければならなくなったのだ。

ロシアでは必需品である外套。かなり高価な代物である。
仕方なく彼は食費を削るなど、苦しい倹約を始める。

そんな生活を続けながら、注文した外套ができあがるのを待っている間に、彼の心に不思議な感情が生まれていた。

うきうき…?わくわく…?

これまで知らなかった感情である。
彼は新しい外套ができあがるのが待ち遠しくなっていた。

とうとう新しい外套が届いた。

胸をときめかせて袖を通す彼。ぴったりだ。

新品の外套を着て外を歩く。心はずむような…

と、突然追いはぎが彼を襲い、外套を持っていってしまった!

なんてこと

起承転結に収まらなかった

書き手の力不足のため、あらすじが起承転結に収まりませんでした。

この作品はこの後、まだ続きがあります。大切な…

もし興味を持たれた方がいましたら、ぜひ読んでみてください。
Kindleなら無料です。

●画像:ぱくたそ
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