IDCによると、2016年には、モバイル・インターネット・ユーザ数が、20億人になるという。2015年12月17日
IDCは、2016年には、世界の人口の44%に相当する、32億人のユーザが、インターネットをアクセスするようになり、20億人以上が、モバイル・デバイスでインターネットをアクセスするようになると予測している。
しかし、世界のインターネット・ユーザは、オンラインで何をしているのだろう。
・IDCのインフォグラフ:「How the World Uses the Internet」
1.2015年に、世界は、インターネットをどのように使用しているか?
1)2015年における、地域ごとの特徴
・北米のインターネット広告への世界の支出に対する、北米の支出の割合:47%
・西欧のインターネット購買者の、世界のインターネット購買者に対する割合:12%
・アジアのインターネット・ユーザの、世界のインターネット・ユーザに対する割合:44%
・ラテンアメリカの、モバイル・デバイスでインターネットをアクセスするユーザの、世界のモバイル・デバイス・ユーザに対する割合:10%
・中東&アフリカの、検索における、モバイル広告の支出の、全モバイル広告に対する割合:61%
2)2015年における、国ごとの特徴
・カナダで、インターネットを使用しているユーザの割合は人口の87%で、北米では最も高い。
・オランダで、インターネットを使用しているユーザの割合は人口の91%で、西欧では最も高い。
・シンガポールは、モバイル・デバイスで、e-コマースに支出している金額は、1人平均2,094ドルで、東南アジアでは最も高い。
・ブラジルは、衣類をオンラインで、最も多く購入しており、e-コマースに支出している金額は、年間55億ドルで、南米では最も高い。
・トルコは、インターネット広告への支出が年間7億4400万ドルで、中東&アフリカでは最も高い。
・米国は、1人当りと、1ヶ月当りの、インターネットの利用時間が92時間/月で、北米では最も長い。
・ドイツは、モバイル・インターネット購入者の人数が4200万人で、西欧では最も多い。
・ロシアは、Webサイト検索を使用している、インターネット・ユーザ数が7800万人で、西欧では最も多い。
・中国は、使用されている、モバイル・デバイスの台数が9億8100万台で、アジアでは最も多い。
・インドネシアは、1年間のインターネット・ユーザ数の増加率が17%で、アジアでは最も高い。
(続く)