ジャンプ葛西紀明・伊藤有希選手が登場!『Japan Ski Team TAKE OFF 記者会見』取材レポート

  by 古川 智規  Tags :  

都内で開催された『2015/2016 Japan Ski Team TAKE OFF 記者会見』と、併催のスバル冬のアクティブライフ応援活動を取材した。

第一部としての記者会見では、ナショナルチームの新ユニフォームが披露された。写真は葛西紀明選手。

新ユニフォームのテーマは「挑む」。そしてデザインとして「よろい」をモチーフにしたとのこと。
写真は伊藤有希選手。

そして、スバルから新しいオフィシャルカーがお披露目された。スバルがナショナルチームの遠征移動時に使用するナショナルカーを提供して、今期で実に39回目のウィンターシーズンだとのこと。

葛西選手がキーの贈呈を受け、四輪駆動車の長年の実績と信頼の高さが披露された。

第二部のトークショーでは、スバルのウィンターシーズンの取り組みが紹介され、面白いものにゲレンデタクシーというものがあった。
ゲレンデを登るのにはリフトを使うのが一般的。しかし、国内の3会場では、スバルがSUVを使った無料のタクシーを運行させる。
つまり、ゲレンデをタクシーで駆け上るという大胆不敵な、通常ではあり得ないことを、一般のスキーヤーに体験してもらおうという試み。

このトークショーのMCは、元フィギュアスケート選手の八木沼純子さん。

オフィシャルカーについての話に及んだ際に葛西選手は、「本当は自分で運転したいんですけど、遠征時には真っ先に助手席を占有します」と笑顔で語り、対して伊藤選手は「私はまだ免許を取ったばかりなのですが、下っ端なので運転はおろか、オフィシャルカーにすら乗ったことはなくて、いつか葛西さんのようにいつでも乗れるようになりたいです」と照れ笑い。
葛西選手は「彼女はAT限定ではなくマニュアル車にも乗れるんですよ!」と愛弟子を持ち上げる場面も。

札幌在住で家は函館にあるという葛西選手。およそ300キロメートルの距離だが、運転することは何の苦にもならないという。

ところで、本稿ではスバルと言っているが、それはブランド名であって、会社としては富士重工業であることは自動車をよく知る人以外には、あまり知られていないという。
航空機メーカーであり、戦闘機やヘリコプターはもちろん、普段私たちが利用する旅客機の一部を製造するメーカーでもある。かつてはバスの車体や鉄道車両も製造していた。
そういう意味で、スバルの自動車には航空機やロケットの技術がどこかに使われているのかもしれない。

イベントは、東京に初雪を降らせるという趣向で、両選手が人工降雪機のスイッチを投入するという場面になった。

写真では見えにくいかもしれないが、開場の一角で「初雪」が見事に舞い、報道関係者からも歓声があがった。

締めくくりに葛西選手が、今年のウィンタースポーツのシーズンインを宣言して閉幕した。

※写真はすべて記者撮影

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