雪印メグミルク株式会社が、ガセリ菌SP株が入った、脂肪ゼロ・砂糖不使用の「恵 megumi ガセリ菌SP株」PR発表会を原宿のMILK CAFEにおいて開催したので取材した。
記者が取材した第二部では、一般の招待客を招いて試食パーティーも行われた。
件のヨーグルトを使用したオリジナルメニューが並べられ、自由に試食してよい状況だったので、来場した招待客(主に女性)は、報道関係者の後方で、トークセッションを待つ間おいしそうにパクついていた。
これらのメニューはMILK CAFEで3か月の期間限定メニューとして提供される。
このヨーグルトを1日1個12週間摂取した結果、内臓脂肪が減少が確認されたというデータを見れば、気になるのも無理はない。
さて、第二部のゲストは芸能人の物まねメイクで人気のざわちんさん。
いきなりMCに、「1日で効果が出ました!」などとぶちまけるものだから、MCも「またまた~、さすがにそれは…」と盛った話だろうとけん制する。
「もう1日でお通じがね。緩すぎてどうしようかと」と、そのあたりは事実のようだった。
便秘のお悩みは女子に共通のものだろうが、どこまで信用するかは読者に委ねることにする。
もう一人にゲストは、ざわちんさんのママ。つまり、「ままちん」さん。
MCとざわちんさんの二人で呼び込む。
娘が母親に対して「ままちんさ~ん!」と呼び込むのが滑稽に思えた。
登場した「ままちん」さんのメイクもきれいだという話題になり、実はままちんさんのメイク術から学んだという、ざわちんさん。
このイベントでは、ざわちんさんが、オリジナルレシピを披露することになっていた。
報道関係者には事前に「ざわちんさんの手料理にもご期待ください」と紹介されていたのだが…。
早速作り始めたざわちんさんに、「普段料理はするのですか」と何気なく尋ねたMC。
対して、ざわちんさんは「しませんよ!」と即答。
会場に嫌な予感が漂う。
ままちんさんが、「家でそんなもの作ってた?」と親子の会話が始まり、気が付いたら、ままちんさんはタガログ語に変わっていた。
出来上がったのは、ヨーグルトにマヨネーズと砂糖を加えた得体の知れないものをパンケーキに塗りたくり、フルーツを添えたもの。
実はこれでチーズケーキの味になるらしい。
無理やり試食させられたMCは「あ、おいしい!」とは言っていたが、記者は食べていないので判断はできかねる。
こうしてドタバタ劇のパーティーは終了した。
記者が会見終了後にひとりで、オリジナルメニューではなくヨーグルトそのものを試食していると、ざわちんさんが近寄ってきて、「お味はどうです?」と親しく話しかけられた。
『恵 megumi ガセリ菌SP株』の味は思いのほか甘くなく、かといってライトでもない。そのように答えると、「そうでしょう!」と妙に同意してくれた。
そんなことよりも、先ほどの「チーズケーキ味」が気になる記者は、囲み取材や単独取材はプログラム上は予定されていないのだが、せっかくなので、ざわちんさんとの会話をそのまま単独インタビューに切り替えた。
「わたし、マヨラーなんですよ。それで、ヨーグルトを食べているときに、ふとマヨネーズをなめてみたら、チーズケーキの味がして。それでピンときたんですよね。あ、これのコツはですね…」
と、聞いてもないのに詳細を伝授してくれるざわちんさん。
「コツはですね、砂糖を多めにして、混ぜたらいったん冷やしてくださいよ!」
と、すでに記者が作ることが前提になっている。
「今日は時間がなくて冷やせませんでしたけど、冷やすと少し固まるんです。だから本当においしいのでやってみてください!」
と、いうことらしいので、勇気のある読者は挑戦してみてはいかがだろうか。
しかし、なぜ記者のところに来たのか今もってわからない。
内臓脂肪がつきすぎていると思われたのだろうか。
※写真はすべて記者撮影