ASUSのME572CがAndroid5.0のWW版へのアップデートが可能に

2万円代で買えるハイスペックAndroidタブレットME572C/CL。
今月の頭にME572C(LTE無し版)がWW版(インターナショナル版)としてAndroid5.0(Lollipop)にアップデートできる事が判明。人柱になってみた。

ただJP版の正式アップデートでは無いため、アップデートの仕方などは割愛させていただく。WW版のアップデートは自己責任でお願いしたい。

ME572CはIntelの64bit対応CPUである、Atom Z3560 1.83GHzクアッドコアプロセッサを搭載した小型タブレット。そのため、64bitCPUに対応したAndroid5.0へのアップデートはME572Cユーザーに取っては待ちに待ったアップデートだ。

実際、アップデートして、アリかナシかといえば、私は確実に「アリ」だと感じた。私の主観だが実測として1.4倍速ぐらいの感じだ。64bitCPUの本来の力がようやく発揮されたようだ。

ゲームもAndroid4xの時に感じたカクカクさが、明らかに改善されている。タッチレスポンスもかなりの改善が見られ、電卓など比較的スピーディーな入力に対しても問題なく反応してくれる。

懸念されていた、メモリリークだが特に現在は起きていないようだ。ただ、マルチユーザ機能を使用し、サブユーザーで使用した時にメモリがもりもり減っていったため、マルチユーザー機能を使用する場合は気をつけたほうがいいかもしれない。

今回、WW版Android5.0にアップデートして、私としては特に不便は感じていない。ただ、JP版の正式リリースが行われてない以上、なんらかの不具合が起こる可能性もあるので、今後も引き続き様子を見ていこうと思う。

10代からフロントエンジニアとして活動。その後、独立しWEB系ベンチャー企業を設立。シングルファーザーでもあり、男性の育児に対し独自の見解を持つ。現在はITコンサルタント活動し、ネットニュースなどのメディアにてコラムなども執筆。その他、企業の外部取締役や飲食店のプロデュース、運営など活動は多岐にわたる。

Twitter: @KawaseTW